グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

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【Q&A】どうやってデザインを説明するボキャブラリーを増やしたらいいんですか?

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「どうやってデザインを説明するボキャブラリーを増やしたらいいんですか?」

ある学生がこんな質問をしました。もちろんかなり若い学生さんです。

これはもうデザイナーという職業限定の話ではなく、ひとりの社会人としての悩みですよね。どんな職業の人であっても、同じことで悩んでいる人はごまんといるでしょう。ただデザイナーの授業として、打合せやプレゼンテーションに言及するので、その一環として普段困っていることを質問してくれたのです。

スパッと答えて、見事に解決!と行きたいですが、こればかりは、デザオ、そんな見事な方法を知りません(^_^;) さすがに、「うーん・・・」と唸ってしまいました。

質問を受けたとき、真っ先に頭に浮かんだボキャブラリーを増やす方法は、もちろん「本を読んだらどお?」ということです。心の底から、それが一番いい解決策だと思っています。

しかし、小説であれノンフィクションであれハウツー本であれ、本を読む習慣のある人なら、きっとボキャブラリーの少なさで悩んでいないでしょう。それで悩んでいるということは、本を読むことの楽しさを謳歌していない人、習慣的に本を読もうとしない人、であって、「本を読めよ」と言われて、「そうか!じゃあ読もう!」とならないのでしょう。

だから、「うーん・・・」と唸ってしまうのです。

それを学生さんに正直に伝えた上で、その場でお答えしたことは下の4点です。

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【Q&A】私のアイデアはいつも真面目過ぎて面白くないって言われるんです・・・。

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教え子の中には、社会人でグラフィックデザインの勉強をされている方も多いのですが、中にはすでにデザイナーをされながら通学している方もいます。今日はそんなKさん(女性)の質問です。

【質問】 私は広告のサムネイルを描いて上司に見せるときに、よく「ちょっとカタイなー」「真面目過ぎるなー」「面白みにかけるなー」と言われます。そこで上司が驚くような思い切った案も出してみるのですが、そうすると行き過ぎてしまうのか、「うーん、ちょっとこれはないね」と言われ、採用されたり、褒められたりする案にはなりません。どうしたら、面白いアイデアが考えつくんですか?

おっとー!これは高度な質問ですよ~っ!普段の専門学校生の質問と違って、2、3年目とはいえ、すでにデザイナーやっている方の質問ですからね。言う慣れば職場の後輩から相談されているようなもんですよ。

さぁ、何と言ってあげたらいいのかなぁ・・・?

本当は、そのサムネイルを見せてもらって、上司がどれが「ちょっとカタイ」、どれが「これはない」と言ったのか、教えてもらえるとよくわかって具体的なアドバイスも出来るのですが、最近の企業広告案件の守秘義務は非常に厳しくなってきています。特に新商品発売などの情報を、そう簡単に部外者の講師に見せてはいけないのです。

ですから、想像で考えるしかないのですが、幸いにして授業の初期の課題で、彼女の考えた広告のサムネイルがあったはずです。なので、それを再度持って来てもらってあらためて見てみました。ふむふむ、なるほど、笑ってしまいました。私も赤いペンで、「ちょっと真面目過ぎます」と書いているではないですか!(笑)

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「自粛する広告表現アイデア」と、その周辺の話を理解しておこう!

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今日は3/11ですね。早いもので、あの2011年の3/11から4年目になるんですね。

思えばあの日のあの時間、デザオは大阪は中之島の中央公会堂のメインホールにいました。専門学校の卒業式だったのです。照明が長く揺れてることにみんなが気づいて、「地震だね」とささやくくらいしか、関西では揺れませんでした。

しかし式の終了後、会場を出てなごやかに記念写真などを撮っているとき、東京に住む妹から「そっちは大丈夫?」というメールが入り、東京では大きかったのかなと知りました。さらに2、3時間してからだったでしょうか?誰かれともなく、携帯でYouTubeのあの津波の動画を見せ合い、東北のほうが大変だ!と気づいたのです。

グラ雨のテーマで何を言い出すの?とお思いかもしれませんね。話をグラフィックデザインに戻しましょう!

この震災の翌日に開通した九州新幹線の楽しいTVCMをはじめ、様々なキャンペーンが放映中止、掲載停止になったわけです。九州新幹線もなんとも数奇な開通を迎えたものです。いわゆる「自粛ムード」というやつです。

あの有名な「こだまでしょうか?」のACの広告が散々流れ始めたのもこの「自粛ムード」の中でした。楽しいCMの放映を不謹慎と判断した多くの企業がいっせいに手を引いて、流せるコンテンツが極端になくなってしまったのでしょう。

デザオにとっては、多くの関西の人と同じく、この東北の震災はすぐに神戸を思い出させるものでした。「またか・・・」と思ったのです。今調べてびっくりしましたけど、あの震災は1995年の1/17なんですね。もう20年も前とは!信じられなーい。。。

ストップがかかった表現アイデア

大阪市北部に住んでいたデザオの一人暮らしのマンションは大きく揺れ、家中のものが崩れ落ちましたが、大した被害も怪我もなく、仕事も普通に再開しました。

ところがです。そのとき制作途中で、プレゼンも無事終わり、モデルの撮影もした夏のセールの新聞広告がありました。再校まで進んでいて校了間近だったのですが、表現アイデアにえらいさんがストップをかけたのです!

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カウチライティングを上手く使ってアンテナ貼ったりアイデア出したり!

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いつか読んだ本の中で、カウチライティングという言葉がありました。多分、映画の脚本術の本だったと思います。←デザオは何に興味を持っとんねん(^_^;)

カウチはソファのことです。小学生か中学生の頃だったでしょうか?今は懐かしいゴー・ウェストのアルバム「Dancing On the Couch」を聴いていたときに、「カウチって、何やろう?」と思って調べると、ソファだったということで良く覚えています。え?そんなことはどうでもいい?す、すみません。。。

カウチライティングとはソファに寝そべって脚本のアイデアを考えている様子のことです。

机に置いたタイプライターを前に(昔ね)うーん、うーん、と唸ってみても、いい脚本が書けるとは限りません。むしろ、脚本家はソファに寝そべって、ポテトチップスでも食べながらでも、「必死に」アイデアを考えています。

しかし、脚本家を雇っている雇用主からすると、サボっているようにしか見えない。特に昔のように、脚本家が映画会社の社員だったりすると、仕事をしてるのか、さぼっているのか、管理が難しかったことでしょう。

この話を読んだ時、カウチライティングを、「一見だらだら遊んでいるように見えても、いいアイデアを求めて考え続けている期間」と再定義して考えると、デザイナーも同じだな、と思いました。

特にサムネイルで切り口のアイデアを探している時、新しい表現方法を考えている時などは、デザイナーにとっても、カウチライティングと思われるような時間があります。

作業的なデザインワークなら、手を動かせばすぐに進められるのですが、アイデアが求められるデザインワークなら、このカウチライティング期間は必要な時間です。

たとえ3日間で考えないといけない仕事があったとしても、初日をカウチライティング期間にあてて、本屋をうろついたり、散歩したり、人と会話したりしながら、その仕事への集中力を高めていったほうが、初日から無理にアイデアを絞り出すより、効果的だと思うからです。

もしカウチライティング期間がなくてもすぐに創造的なアイデアが出せる人がいるとすれば、それはすでにその仕事について十分なインプット(ストック)がある人でしょう。

そういう意味では、以前にも当ブログで書いた、「インプットがないとアウトプットできない」という考え方の、インプット期間がイコール、カウチライティング期間なのだということなんですね、きっと。

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緊張のプレゼンテーションが、学生を本物のデザイナーに変える!?

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専門学校では、たまにですが、企業や自治体などに実際の制作課題をもらって、学生たちがそれらをデザインすることに挑戦します。これがいかに学生さんたちを成長させるか。本当に、驚くべきものなんですよ。

講師が実習用に考案する課題と違って、企業などから出される課題は、現実面の問題が多く含まれます。載せる文字情報も一語一句間違いは許されませんし、コンセプト(意図)からズレてもいけません。オリジナルデザインでないといけないし、作品のクオリティも、「まだ若いから」などは、言い訳になりません。

そしてデザオから見て、何よりもためになっているなーと感じるのは、緊張のプレゼンテーションです。

プレゼンテーションは短時間に多くの学生が効率良くプレゼンテーションするために、ひとりひとりはどうしても短時間になるのですが、それでも、プレゼンテーションの仕方などを授業で学んだ上で、話す内容を事前に準備し、カンプやラフを複数作成し、コンセプトシートなどの補足資料も用意します。

準備をきっちりとやらせ、プレゼンテーション時の机の配置なども変え、企業の担当者や責任者の方を教室にお迎えします。服装もふだんのジーパンやパーカーなどではなく、仕事のプレゼンをするための少しカッチリした服装でこさせます。

お膳立て(プレゼン順や時間制限を設定)をして、セレモニー的な段取りを重視します。オーバーにも思えるお膳立ては、プレゼンテーションをするときの真面目な態度や言葉遣い、真剣な取り組みをぶつける上での真摯な気持ちを引き出す狙いです。

初めは、慣れた教室に知らない企業の人がゲストで来るだけくらいに思っていた生徒も、プレゼンの本番日が近づくにつれて、じょじょに緊張感が高まってきます。当日のプレゼン前の朝などは、休憩時間もみんな押し黙って、ノートに書いたカンペを一所懸命に覚えています。

プレゼンのときも、通常の授業時には見られないほど緊張して、言いよどんだり、噛んだり、覚えてきたことを忘れてあたふたしてしまったりと、動揺が誰の目にも明らかです。

デザオなど、プレゼンテーションの日には何も準備もないし、プレゼン中にも何もしないのですが、親心とでも言うのでしょうか?心のなかで、この子はちゃんとやれるだろうか?大丈夫だろうかと心配し、「ガンバレ、ガンバレ。最後までしっかり!」と緊張して見ていますから、プレゼン終了後は、いつもクッタクタに疲れてしまいます(笑)

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