グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

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【曖昧さと戦え!②】 有名なサンプル(例)で、印象を説明しよう!

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昨日に続き、【曖昧さと戦え!】 シリーズの第二弾です~。

②有名なサンプル(例)を出して、印象を説明しよう!

昨日は、自分が感じたふわ~っとした「印象」というものを、上手く説明するためには、形容詞などのボキャブラリーを意識して増やすことで、デザインの打合せやプレゼンスキルが向上します、という主旨のことを書きました。

今日も基本は同じながら、その説明の仕方のバリエーションとして、「有名なサンプル(例)を出す」という方法に注目します。たとえば・・・。

「このパッケージデザイン、Appleっぽいねー!」

と言ったとしましょう。Appleっぽいとはどういうことか?それは多分、背景が真っ白で、商品の切り抜き画像がボンとあり、商品名が黒とかシルバーの書体で、パッケージのセンターに大きくレイアウトされている、ということでしょう。下の画像のように、Appleはいつもこんな感じですよね?

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「このデザイン、殺虫剤のキンチョールっぽくない?」

と言ったとしましょう。キンチョールっぽいとはどういうことか?それはきっと、白地に赤い品名で、青い三角が並んだような柄があるのでしょう。下の画像のように、これがみんなが知っている殺虫剤のキンチョールです。

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例として話したものが、相手も知っている、あるいは知ってそうなものであれば、言わんとしていることがよく伝わり、共感を生みます。しかし、例として出したものがマイナー過ぎたり、マニアック過ぎたり、あるいは偶然、相手が知らなかったりすると、言わんとしていることが伝わりません。

たとえば・・・


たとえば、こんな感じです。

「カメラマンはこのモデルの子を気に入っているようなんだけど、ぜったいラムセス2世っぽいよね!」

ラムセス2世は、古代エジプト第18王朝のファラオですが、マイナー過ぎます。これを聞いた相手が「ほんと、そ~だよね~!カイロ博物館のミイラとそっくりだよねー」なんて絶対言ってくれません(笑)

「有名なイラストレーターの人に描いてもらったんだけどさー、これ見てよ。マカロニほうれん荘の1巻みたいじゃない?」

マカロニほうれん荘は鴨川つばめ先生の漫画ですが、それの1巻って!マニアック過ぎます。これを聞いた相手が「まったくそうだよねー、デッサンがまだ整ってなくて下品だよねー」と、それがネガティブな意味で出した例だとは絶対理解してくれません(笑)

このように、あまり有名でないサンプルを出して説明しても、結局相手は、「それよく知らない」「わからない」となりますから、有名な例をチョイスしないといけません。

●ポイントは、相手と自分が共通で知っているサンプルの見極め

そうなると誰でもわかるように、「◯◯的に受け取れられると困るので、せめて◯◯系なのかなと思わせないとね」「◯◯っぽいから、もっと◯◯みたいにしませんか?」という、◯◯のサンプル(例)が、相手も知っている微妙なストライクゾーンを狙うという、高度な推測技術が必要です。

相手の世代、性別、性格、役職、趣味など総合的に考えて、さすがにこれは知っているだろう、と推測して口に出すという一種のコミュニケーション能力です。これをあまりに大きくはずすとかえって失礼になります。

たとえば50代の社長相手に、「この販促手法は、BABYMETALっぽいですよね~!」と言って、「ベイビー・・・、それ何?」、「え!社長、BABYMETAL知らないんですか?」とか言っては、失礼この上ないですね^^;

例えるなら、相手が知っているだろう例を出して、もしたまたま知らなかったとしても、少し説明すればすぐ伝わるような範囲のサンプルを出すことです。

●自分の知識は勉強して増やすしかない

社会人経験のある方ならすぐ理解してくれると思いますが、これって、デザインの打合せに限らず、あらゆるビジネスミーティングや日常会話の中でも、フツーに使われるコミュニケーション方法ですよね~。

でもこれが上司やクライアントに話すときには、こちらが例に出すサンプルに気をつければ良いのですが、逆に、目上の人が話の中で出す例を、聞く立場になったときの新人ちゃんとしては、たまったものではありません。

それを知らないと、「は?それは何ですか?」と、しょっちゅうたずねないといけないし、正直にたずねているのに、「お前はそんなことも知らないのか!」と怒られたり、呆れられたりします(笑)もしその目上の人がクライアントなら、たとえ言葉にしなくても、内心「こんなことも知らないデザイナーで大丈夫なのか・・・?」という不信感が表情に出たりします。

余談ですが、このときに、怒られたり馬鹿にされるのは嫌なので、ほどほどのところで「あとでネットで調べよう・・・」などと考えて、知ったかぶりをしてはいけませんよ。きっと、それを見透かされたかのように、「それについて君はどう思う?」なんて聞かれますから(^o^;)

私も新人のときは、さんざん「そんなことも知らんのか!」と怒られたり、「へー、知らないんだー、変わってるねー」とかバカにされたりして、ムッとしたことが数えきれないほどあります。

そのときは悔しいし、そんな言い方しなくてもいいのに!と結構キズついているのですが、だからこそ真面目に調べよう、このジャンルのことをもっと勉強しなくては!という差し迫った勉強につながっていったのは事実です。もし「知らなくてもぜんぜんいいんだよ~」なんて優しい態度で言われてたら、きっとそのまま放置していたでしょう。

そうやっていろんな知識を増やすこと、つまり会話中で例として出せるサンプルが増えることは、話の通じる相手の範囲が増えるということにつながるのです。なので、知識の食わず嫌いは禁物ですよ!

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