デザイナーとコピーライターは、二人で一人、バロム1なのだー!トォっ!
グラフィックデザイナーと密接に関わる仕事として、コピーライターがあります。今日は、このコピーライターについて少し書きたいと思いまーす。
個人のデザイン事務所ならともかく、10数人規模以上のデザイン会社なら、コピーライターさんがたいてい一人か二人はいます。会社によってはもっといるかもしれません。コピーライターは、「文章を書く」ことを通じて、コンセプトの達成をはかります。
デザオが新人だったころ、ある企業の広報担当の当時50歳前後のFのさんという方が、こんな話をしてくれました。
「デザオくんねー、ボクは営業担当だったんだけど、あるとき人事異動で宣伝部になってねー。コピーライターを命ずって書いてあるんだよ!ボク本当に、明日から毎日コピーを取らないといけないのかー(泣)って情けなくてねー。その仕事はやりがいがあるんだろうかって真剣に悩んだよ。でもね、宣伝部に異動して、笑われたよ。コピーっていうのは広告の文章を書く仕事だよって。でもねー、勝手がわからないだろう?キャッチコピーを何案も原稿用紙に書いてね、書いているうちに、だんだんどれがいいのかわからなくなってくるんだよ!だから、原稿用紙に書いたキャッチコピーを枕元に置いてね、朝起きてフレッシュな頭で見てどうかとかやってたよ」
今ほど、宣伝業務に専門性が問われなかった時代には、このように人事異動で突然、デザイナーになったり、コピーライターになったりしてたんですよ。面白いですよね~。
しかし、現代ではやはりデザイナーもコピーライターも、そう簡単ではないということが(幸いなことに)理解されています(笑)
コピーライターは、目立つところでは、キャッチコピーやボディコピーを書きますし、目立たないところでは、商品の細かいセールスポイントや明細なども書きますし、要は、その広告の中に出てくる文字をすべて書く人なんです。
デザイナーはデザインをして、コピーライターはコピーを書く。それは確かにそうです。そうなんですが、世の中の広告を見てすぐわかるように、実際問題、広告のキャッチコピーはデザインのアイデアと一体化していて、切り離して考えられる性質のものではありませんよね?
以前、私も、男性のコピーライターと仕事をしたとき、お互いにサムネイルを描いて持ち寄ろうということになり、打合せでサムネイルを突き合わせて見ると、デザイナーである私のサムネイルはコピー中心の案、コピーライターである彼のサムネイルはビジュアル中心の案で、「なんで俺たちこんなに逆のことしてるの?」と笑いあったことがありました。
きっとそのときお互い、その部分にフラストレーションがあったのかもしれませんね(^_^;)
彼は「じゃあ今回はデザオくんがコピーやってよ!ボクがデザインするからさー」と言われて、「お、面白い、そうしましょう、そうしましょう」と、そのときの仕事は反対のことを面白がってやったりしたものです。
でも本来広告を作るとき、デザインとコピーを分けて考えることなんか無理ですよね~。「ボクはデザイナーだから、キャッチコピーはどうなるかわからないけど君に任せるよ」とか、「コピーライターだから、デザインはどうなっているか良く知りません」なんて、あり得ないのです。
最終的な工程としては、もちろんそれぞれの専門のところをやるのですが、サムネイル(アイデア)の時点では、デザイナーもコピーライターも、少しでもいい広告にしようと思って考えています。つまり、デザイナーもコピーを考え、コピーライターもデザインを考えながら、上手く仕事をすり合わせていくのです。
二人で一人、バロム1です。←はい??
授業でこれを言っても今やジェネレーションギャップが激しすぎて、クラスの96%が、「え?」という顔をするのですが、それでも知った事かと、面白がってついつい言い続けているセリフなんです。
仮面ライダーみたいな昔の特撮ヒーローのバロムワンというのがありました。ダウンタウンの松ちゃんも大好きらしくて、ときどきテレビやラジオで語っているヒーローで、子供二人が腕を組合せて変身するのです。
ま、そんな奴がいたのか、と軽く流して下さい。デザイナーとコピーライターは、それみたいなもので、タッグを組んでまるでひとりの人物のように、ひとつの広告をつくっていかなければいけないのです。
ええ、漫才師みたいなものですね。
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コピーライターは、目立つところでは、キャッチコピーやボディコピーを書きますし、目立たないところでは、商品の細かいセールスポイントや明細なども書きますし、要は、その広告の中に出てくる文字をすべて書く人なんです。
デザイナーはデザインをして、コピーライターはコピーを書く。それは確かにそうです。そうなんですが、世の中の広告を見てすぐわかるように、実際問題、広告のキャッチコピーはデザインのアイデアと一体化していて、切り離して考えられる性質のものではありませんよね?
以前、私も、男性のコピーライターと仕事をしたとき、お互いにサムネイルを描いて持ち寄ろうということになり、打合せでサムネイルを突き合わせて見ると、デザイナーである私のサムネイルはコピー中心の案、コピーライターである彼のサムネイルはビジュアル中心の案で、「なんで俺たちこんなに逆のことしてるの?」と笑いあったことがありました。
きっとそのときお互い、その部分にフラストレーションがあったのかもしれませんね(^_^;)
彼は「じゃあ今回はデザオくんがコピーやってよ!ボクがデザインするからさー」と言われて、「お、面白い、そうしましょう、そうしましょう」と、そのときの仕事は反対のことを面白がってやったりしたものです。
でも本来広告を作るとき、デザインとコピーを分けて考えることなんか無理ですよね~。「ボクはデザイナーだから、キャッチコピーはどうなるかわからないけど君に任せるよ」とか、「コピーライターだから、デザインはどうなっているか良く知りません」なんて、あり得ないのです。
最終的な工程としては、もちろんそれぞれの専門のところをやるのですが、サムネイル(アイデア)の時点では、デザイナーもコピーライターも、少しでもいい広告にしようと思って考えています。つまり、デザイナーもコピーを考え、コピーライターもデザインを考えながら、上手く仕事をすり合わせていくのです。
二人で一人、バロム1です。←はい??
授業でこれを言っても今やジェネレーションギャップが激しすぎて、クラスの96%が、「え?」という顔をするのですが、それでも知った事かと、面白がってついつい言い続けているセリフなんです。
仮面ライダーみたいな昔の特撮ヒーローのバロムワンというのがありました。ダウンタウンの松ちゃんも大好きらしくて、ときどきテレビやラジオで語っているヒーローで、子供二人が腕を組合せて変身するのです。
ま、そんな奴がいたのか、と軽く流して下さい。デザイナーとコピーライターは、それみたいなもので、タッグを組んでまるでひとりの人物のように、ひとつの広告をつくっていかなければいけないのです。
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| 広告とデザイン業界 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑