Q&A 「何を狙ったデザインかぜんぜんわからないことがあるんです」←それで、いいのだ。
専門学校の授業で、デザインのコンセプトを説明していると、ときどき生徒さんに「わたし街で見かける広告の意図がぜんぜんわからないんです!どうしてそんなデザインにしたのか理解できないんです。わたしって分析能力がないんでしょうか?」と質問されます。
これは一概には言えないことで、その広告によります。本当に見る側の分析能力がないのかもしれませんし、逆にその広告が本当に意味不明なのかもしれません。
ただ言えることは、世の中の広告のクオリティを過信し過ぎないことです。電車やバスなどの公共交通機関に乗っていると、車内にたくさんの広告がありますよね。これはたくさんの人が集まるところには、広告を出す効果があると見込まれているからです。
でもその中で、「良いデザイン」の広告がいったい何%あると言えるでしょう?「良いデザイン」も定義できないですけど、デザオ視点で勝手に言うと、きっと1割もないはずです。
それくらい世の中の広告はまだまだ改善の余地があると思います。だからこそグラ雨でいろいろとツッコミを入れ続けているわけで・・・(^_^;)
ですから、大きな広告だから、有名な企業の広告だから、きっと優れたデザイナーが作っているに違いないとか、とっても賢いデザイナーが練りに練って考えたに違いない、なんて考えないことです。ネームバリューでごまかされないように注意しましょう!
ある程度、デザインや広告の勉強をすれば、自分の頭で考えて、簡単に、「考えられている広告」と「考えられていない広告」が見分けられるようになりますからね!
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