ストライプ、ボーダー、ドットのパターンが難局を救う!
はーい!
ここのところ、自分の中で、日々新しいビジュアルアイデアに苦しんでいる若きデザイナーや学生さんのために、ヒントとなってすぐに取り入れられるような、具体的なピンポイントのデザインの話をブログで書きたいなーと思っています。今日も、その気持ちからピックアップしたネタですよー。
大阪・心斎橋にあるアディダスのショップの前を通りかかりました。
ウインドウディスプレイは、普通にマネキンやら何やらを入れだすと、やたらとコストがかさみ、細かい更新が難しくなるものです。でも、この画像のようにグラフィックでうまく逃げられると、コスト軽減にもなるし、細かくビジュアルコミュニケーションに変化をつけられるのでいいですよねー!
特に今日注目したいのは、単純なパターンをグラフィックに取り入れるというアイデアです。
このアディダスのビジュアルを見てもわかるように、単純な線を繰り返したパターン(柄)で、文字や背景を構成するという方法があります。ちなみに、この画像のウインドウディスプレイの場合は、ストライプ(縦線)やボーダー(横線)を斜めにして、ガラス面と奥に吊っているシートの距離の差を使って、干渉縞(モアレ)をわざとつくるような効果まで狙ったグラフィックアイデアです。
普通の印刷物ではなかなか取り入れにくい効果ですが、本のカバーやラッピング関係で透明シートや半透明の紙を使えば、わざとモアレを生み出すアイデアも可能ですよねー。
ドット(水玉模様)があると、もっとポップでかわいらしい印象になるのですが、ここでは線だけで構成しています。たぶん、ポップさよりも、スピーディーな印象を優先されたのでしょうね!
こういう単純なパターンをグラフィックやタイポグラフィに取り入れると、単調な色彩構成が一気に面白くなるから不思議です!
印象はおしなべて「元気」で「スポーティー」、「カジュアル」な表現向きです。あまり「エレガントさ」や「高級感」の必要なビジュアルには適しません。ポップアートと同じく、非常に現代的な表現なので、あえて古いモチーフをこのようなパターンで表現すると面白いミスマッチも生まれます。
パターン自体は、イラレでつくることもできますが、素材集でも良い物がたくさん出ています。素材集に頼ると、ついつい複雑な絵柄を使いたくなるのですが、それでは自分のオリジナリティに欠けますので、ぐっと我慢。ここでは単純なストライプ、ボーダー、ドット柄をオススメしておくにとどめましょう!(笑)
イラストレーターのあなた!イラストでも効果は同じですよ~っ!(^^)
うん、今日は普通のブログらしく、短くまとまったかな!?え?まだ長い?お客さん、キビシーね~(^_^;)
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| デザインの基本(実践編) | 19:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑