修成建設専門学校の広告⑥ まなぶ
梅田の地下街に並ぶ、修成建設専門学校の電飾看板のシリーズ広告をとりあげて、勝手に分析していますが、早いもので今回で第6回目です。
今回は、メインビジュアルがちょっとはっきりわからないんです。周辺の人にも、「この写真何だと思う?」ってきいてみたのですが、はっきり回答してくれる人がいません。ビーカーかガラスコップみたいなものか、もしくはフタ付きの容器(タッパー)のようなものにも見えますが、謎です。
とにかく、コピーを読んでみましょう。
(コピーの内容)
まなぶ
リミッターをとっぱらえ。
自分の限界なんて決めつけずに、
とことん知識をそそいでみたらいい。なかなかあふれないんだから。
そのうち、きみはふと気づく。
限界なんて存在せず、無限の可能性が広がっていることに。
建設業界のスペシャリストをめざせ!
修成建設専門学校
さぁ、読者の皆さんの感想はいかがでしょう?
今回は「まなぶ」ということをテーマにしているようですね。サブキャッチは「リミッターをとっぱらえ。」です。リミッターとは、「運動や出力に制限をかけるものや装置のこと」ですから、「学ぶことに制限をかけるなよ」と言いたいんだろうな、と予測できますね~。
でも、まだその事と、メインビジュアルの関連がわかりませんね・・・。
しかし、読み進み、ボディコピー2行目末にヒントになりそうなフレーズが出てました。「とことん知識をそそいでみたらいい。なかなかあふれないんだから。」です。
ここから、この写真はフタ付きの容器ではなく、ビーカーかコップのような容器に満タンの水か何かが入っていて、表面張力で水が溢れそうになっているギリギリのところの写真ではないかと推測しました!あふれそうであふれない状態です。
ボディコピー4行目に進むと、「限界なんて存在せず、無限の可能性が広がっていることに。」と、「青年よ大志を抱け」的なことを熱く語っています。ま、実際には無限の可能性なんてオーバーだということは誰もが知っているわけですが、応援賛歌ですからこれはいいですよね!
このキャッチ→サブキャッチ→ボディコピーをまとめると、「自分で限界(リミッター)なんか決めずに勉強しろよ。きみの可能性は無限だぜ!」ということでしょう!?
なのに、なんで、この「容器満タンの水」なんでしょう??
表面張力のおかげでギリギリこぼれていないとはいえ、容器満タンになってもう少しでこぼれそうになっている状態のメインビジュアルは、むしろ「有限であること」「きみの可能性はここまでだぜ!」「きみの器にはもう知識が満タンだから、これ以上勉強してもこぼれ落ちるだけでやるだけ無駄だぜ!(笑)」の暗示というふうに見えませんか!?
冒頭に言ったように、まず何かわからないということも問題なんですけど、それ以上に、この「これ以上入らなさそうな状態」の写真と、コピーで熱く語っていることが矛盾していること、それがとっても大きな問題です。
※もしメインビジュアルが「容器に入った水が表面張力でギリギリの状態」ではなくて、別の狙いがある被写体だったらゴメンナサイ!
さて、例によって、独自の観点で、勝手にコピーを修正しちゃいますよ!メインビジュアルが変わらないと仮定してコピーだけで修正を試みます!
(コピーの内容)
まなぶ
リミッターをとっぱらえ。
自分には限界で、もう頭に入りませんなんて決めつけずに、
とことん知識をそそいでみたらいい。ほんとは、なかなかあふれないんだから。
自分の器はもっと大きく、底知れぬ可能性が広がっている。
そう信じられるのが、スペシャリストだ。
建設業界のスペシャリストをめざせ!
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