修成建設専門学校の広告① めざす
梅田の地下街を歩いていると、「阪神百貨店 ふるさと名産街」があったあたりに、背景が白くて目立つ”いかにも広告らしい”シリーズの電飾看板広告が目に入るんですよ~。ロゴを見ると、修成建設専門学校というところの広告のようですね。
”いかにも広告らしい”というのは、こんな点で、です。
1. 実際の広告商品とは関係ない身近なモノを、アップの写真でメインビジュアルにする
2. 大きなキャッチコピーと数行のボディコピーで鮮やかに切る!レトリックが効いていて、見た人に「このコピー上手いなぁ!」と思わせる
3. 1と2によって、デザイナーやコピーライターの「してやったり感」を満足させる←失敗すると自己満足に終わることもある
ある意味、昔から新聞広告でよくあるタイプの古典的表現と言っていいでしょうね。
電飾看板は中に蛍光灯が入っている看板で、背景が白色だと印刷物より明るさが強調されて目を引きます。(冒頭の画像は深夜なので蛍光灯が消えてます・・・)
デザオも、あ、何が書いてあるんだろう?と興味を引かれたのですが、なにせ狭い通路の割にとても人通りの多い場所なので、ゆっくり立ち止まって、ある程度の距離をおいて引いて広告を見ることができないという場所なのです。
しかしある日、終電間近の時間帯にその通路を通ることがあり、人が少なかったので、急いで写メだけ撮って、あとでゆっくりコピーを読んでみるということをしてみました。
この手の広告は、ビジュアルだけでは意味がよくわからないけど、コピーを読んでみて、「なるほど~!面白い広告だなー」と思わせるのがミソですから、ほんとにそうなってるかちょっと期待半分、不安半分でドキドキです!
せっかくシリーズ広告になっているので、今回から何回かに分けて見ていきますよ。
まずは、「めざす」です。
(コピーの内容)
めざす
めざす方向はバラバラでもいい。
未来は自分で切り開くものだ。
まわりに流されず、突き進めばいい。
自分の心が欲したものなら、パワーも結果もちがうはず。
多少、骨があっても、のどに突き刺さっても、
ゴールを定めた人間は強い。
建設業界のスペシャリストをめざせ!
修成建設専門学校
読者の皆さんの感想はどうでしょうか?
やはり、めざしの写真を見て読みますから、気になるのは、「めざす方向はバラバラでもいい。」って言うところですかねー。バラバラちゃうやん!めっちゃ揃ってもうてるやん!(笑)って思いますよね。バラバラでいいと言いながら、実は同じ方向へ縛り付けるんじゃないかって穿った見方しちゃいますよねー(^_^;)
でも、後半の「多少、骨があっても、のどに突き刺さっても、」のくだりは、強引とは言え、話をめざしに寄せていこうという努力がうかがえます。しかし、正直言うと、めざしを「良いたとえ(めざしのようになれという暗示)」にしようとするから、たぶん多少無理がでるんだと思うんですよ。
本当は、めざしはあくまで話しだすキッカケとして扱って、すっと引いていくくらいでいいと思うんですよ。僭越ながら、デザオの独断と偏見で、勝手にコピーを少々修正!
めざす
めざす方向は上でもいいが・・・。
上を目指すのはいいことだけど、
同じ方向を目指せばいいってもんじゃない。
みんなとそろっているからいいんじゃない。
まわりに流されず、自分で未来を切り開く。
そんな骨のある奴を、めざすのがスペシャリストだ。
建設業界のスペシャリストをめざせ!
修成建設専門学校
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