【Q&A】どうやってデザインを説明するボキャブラリーを増やしたらいいんですか?
「どうやってデザインを説明するボキャブラリーを増やしたらいいんですか?」
ある学生がこんな質問をしました。もちろんかなり若い学生さんです。
これはもうデザイナーという職業限定の話ではなく、ひとりの社会人としての悩みですよね。どんな職業の人であっても、同じことで悩んでいる人はごまんといるでしょう。ただデザイナーの授業として、打合せやプレゼンテーションに言及するので、その一環として普段困っていることを質問してくれたのです。
スパッと答えて、見事に解決!と行きたいですが、こればかりは、デザオ、そんな見事な方法を知りません(^_^;) さすがに、「うーん・・・」と唸ってしまいました。
質問を受けたとき、真っ先に頭に浮かんだボキャブラリーを増やす方法は、もちろん「本を読んだらどお?」ということです。心の底から、それが一番いい解決策だと思っています。
しかし、小説であれノンフィクションであれハウツー本であれ、本を読む習慣のある人なら、きっとボキャブラリーの少なさで悩んでいないでしょう。それで悩んでいるということは、本を読むことの楽しさを謳歌していない人、習慣的に本を読もうとしない人、であって、「本を読めよ」と言われて、「そうか!じゃあ読もう!」とならないのでしょう。
だから、「うーん・・・」と唸ってしまうのです。
それを学生さんに正直に伝えた上で、その場でお答えしたことは下の4点です。
1. 興味のあること、好きなことの「文章」を読む習慣をつける
ただ漠然と本を読んだほうがいいからと勧められても読めません。なので、趣味や興味の対象、勉強したいこと、を「文章」を読むことで楽しむことです。雑誌でもいいです。ファッションに興味があるなら、写真が主役の単なるファッション誌ではなく、もうちょっとファッションのトレンドを解説したような雑誌などです。ブログやWEBサイトでもいいです。主役が「文章」のメディアを通して、自分の好きなことの勉強をしましょう!
このとき、読んだことを適宜ノートにまとめるなどして、蓄積していけるほうが成果が目に見えるので満足感や充実感につながります。受験勉強はあんなにイヤだったのに、自分の好きなことを勉強してノートにまとめるのはこんなに楽しいのかと思えるでしょう。
2. 人に話す
ボキャブラリーが少ないと悩んでいる人は、かなりの確率で、オーラルコミュニケーション(口語での伝達)に苦労しています。ともすると、文章ではボキャブラリーがあるのに、話し言葉になると言葉が出てこないという人もいます。
そういう意味では、ボキャブラリーは、普段の会話で「自然に使える言葉の表現の幅の広さ」です。つまり、1のように黙読でインプットしていく言葉の勉強だけでなく、アウトプットの言葉の練習が重要だということがわかります。友達でも家族でも、メールやLINEだけでなく、じかに会って、楽しく会話しましょう!
3. 物語(ストーリー)を話そう
アウトプット(言葉にして説明する)ことを、自分の中に強く動機づけるのは、物語(ストーリー)です。学校や会社では無理に説明を求められるので苦しくなるのですが、友達や家族に、自分の体験談や人の話を伝えるのは楽しいことで、モチベーションが湧きます。人に物語を伝えましょう!こんな面白い人を電車で見かけた!こんな楽しい話を聞いた!それを一所懸命説明するのです。それがボキャブラリーを増やします。
4. 上手い言葉の使い方ノートを書く
きっとテレビに出ている芸人さんで、一発芸派ではなく、MC派の人たちは、言葉の使い方や上手い言い回し、ツッコミの例などをノートにとって勉強していると思うのですが、そのようなノートを作ってはどうでしょう?きっと面白いし、効果もあると思います。少しづつ増やして、意識して会話に取り入れる。けっこう近道かもしれませんよ!
関連記事:【悲報】 驚きの退職理由は「デザインの説明能力がない」!?
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ただ漠然と本を読んだほうがいいからと勧められても読めません。なので、趣味や興味の対象、勉強したいこと、を「文章」を読むことで楽しむことです。雑誌でもいいです。ファッションに興味があるなら、写真が主役の単なるファッション誌ではなく、もうちょっとファッションのトレンドを解説したような雑誌などです。ブログやWEBサイトでもいいです。主役が「文章」のメディアを通して、自分の好きなことの勉強をしましょう!
このとき、読んだことを適宜ノートにまとめるなどして、蓄積していけるほうが成果が目に見えるので満足感や充実感につながります。受験勉強はあんなにイヤだったのに、自分の好きなことを勉強してノートにまとめるのはこんなに楽しいのかと思えるでしょう。
2. 人に話す
ボキャブラリーが少ないと悩んでいる人は、かなりの確率で、オーラルコミュニケーション(口語での伝達)に苦労しています。ともすると、文章ではボキャブラリーがあるのに、話し言葉になると言葉が出てこないという人もいます。
そういう意味では、ボキャブラリーは、普段の会話で「自然に使える言葉の表現の幅の広さ」です。つまり、1のように黙読でインプットしていく言葉の勉強だけでなく、アウトプットの言葉の練習が重要だということがわかります。友達でも家族でも、メールやLINEだけでなく、じかに会って、楽しく会話しましょう!
3. 物語(ストーリー)を話そう
アウトプット(言葉にして説明する)ことを、自分の中に強く動機づけるのは、物語(ストーリー)です。学校や会社では無理に説明を求められるので苦しくなるのですが、友達や家族に、自分の体験談や人の話を伝えるのは楽しいことで、モチベーションが湧きます。人に物語を伝えましょう!こんな面白い人を電車で見かけた!こんな楽しい話を聞いた!それを一所懸命説明するのです。それがボキャブラリーを増やします。
4. 上手い言葉の使い方ノートを書く
きっとテレビに出ている芸人さんで、一発芸派ではなく、MC派の人たちは、言葉の使い方や上手い言い回し、ツッコミの例などをノートにとって勉強していると思うのですが、そのようなノートを作ってはどうでしょう?きっと面白いし、効果もあると思います。少しづつ増やして、意識して会話に取り入れる。けっこう近道かもしれませんよ!
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| デザインの基本(考え方編) | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑