レイアウトすべき情報大量。超急ぎ。経験のないジャンルのデザイン。さぁ、どうする?
(前回のグラ雨は・・・)
とある梅田のバー。旧友のKくんに仕事の相談をされたデザオ。大量にあるのに時間のないデザインの仕事で困るKくんを前に、自分が手をあげるべきか躊躇する・・・。さぁ、気持ちはなんとか手伝ってあげたいけど、さすがに安請け合いは出来ないと考えるデザオの、明日はどっちだ!
(↑ あしたのジョーの次回予告ですよ。古過ぎるか・・・)
Kくんは、何もデザオにやってくれと相談してるわけじゃあありません。大きなデザインの方向の話をして、何か参考になればと思っただけでしょう。
しかし、デザオにはKくんを助けたい気持ちもあるし、聞いてみると予算も無茶ではないまっとうな額です。こうしたら上手くいくんじゃないかと頭に浮かんでいるデザオにしてみれば、やらなくちゃもったいないじゃないか?という商売心も動きます。。。うーむ。
「やるよーって言いたいけど、なんせ時間がないよなぁ・・・。」
「そーやねん」
よく聞くと施工はもうちょっとあとだけど、チェックするクライアントの方が2段階方式です。これはよくあることで、プレゼンするクライアント側の担当者の人がいて、その人のチェックがまずあって、それがOKとなると、その担当者の人がプランを持ってさらに上へ本プレゼンをするということです。最初のチェックまで1週間、本プレゼンまで10日という予定です。
デザオが持っている他の仕事の予定から考えて、この短期間に1人で出来ないのは間違いありません。そこでふと思いつきました。
「そーだ!Mと手分けしたら出来るかもしれないな」
Mくんは、Kくんとデザオの共通の旧友で、心斎橋でデザイン事務所を営んでいます。
ひとりのデザオと違って、数人の人を雇っていて、ページものをたくさんやっています。ページものをやっているので、デザオがデザインとトーン&マナーを作ってクライアントのOKをもらえれば、大量の情報レイアウトは、Mの人海戦術でこの難題をこなしてくれるかもしれない。
デザオとMで手分けしてやれそうだということになったら、Kくんはこの仕事させてくれる?と聞くと、それはいいけど、Mはどうやろうかな?と不安気。
「じゃあ、ちょっと電話してきいてみる。」
夜の11時近くでしたが、バーを出てMに電話しました。予想通り、事務所に残って仕事をしていたMが電話に出ました。事情を話しましたが、資料を見ていないのでちょっとできるかどうかよくわからないと言います。
Mはページものをやっているせいか、仕事を受けることにとても慎重です。よくわからない仕事を曖昧に受けるとえらい目に合うということを経験的にわかっているからでしょう。今回もいつもどおり警戒心を垣間見せます。
「とにかく今から行って話を聞いてもらってもいいか?」
Kくんと急いで梅田からミナミへタクシーで移動、Mの事務所を訪れました。お酒が入っていたのに、急に仕事の展開になってKくんも、困惑したような、申し訳無さそうな表情です。
テーブルに資料を広げ大まかに説明、デザインはやるし、こういう風にしてくれっていう指示はするから、手をかしてくれないか?という話をしました。ところがタイミングの悪いことに、Mの事務所はキャパシティがあるけど、キャパシティがあるがゆえに、今たくさんの仕事をやっていて、今週から来週は忙しさのピークやねん、と苦しげな表情。
うーん、あいにくあんまり当初想定したほど、作業は全部やってくれるという上手い話にはならないようだ・・・。でも、手分けして、幾分かは手伝ってくれる気はあることがわかった。
じゃあ、それで行くか!
「まず明日の早いうちにこの資料のデータをぜんぶ、Mとデザオに送ってちょーだい。いっぱいありすぎて全体像がよーわからんから、まずは資料をよく読んで頭の整理をしないと・・・。」
「うん、わかった」
こうして翌日の夜21時に打合せ、その翌日も21時から打合せと、怒涛の1週間が始まったのだった・・・
(続きは次回へ)
いつもクリックありがとうございます!
↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!


にほんブログ村

デザイン・アート ブログランキングへ
ひとりのデザオと違って、数人の人を雇っていて、ページものをたくさんやっています。ページものをやっているので、デザオがデザインとトーン&マナーを作ってクライアントのOKをもらえれば、大量の情報レイアウトは、Mの人海戦術でこの難題をこなしてくれるかもしれない。
デザオとMで手分けしてやれそうだということになったら、Kくんはこの仕事させてくれる?と聞くと、それはいいけど、Mはどうやろうかな?と不安気。
「じゃあ、ちょっと電話してきいてみる。」
夜の11時近くでしたが、バーを出てMに電話しました。予想通り、事務所に残って仕事をしていたMが電話に出ました。事情を話しましたが、資料を見ていないのでちょっとできるかどうかよくわからないと言います。
Mはページものをやっているせいか、仕事を受けることにとても慎重です。よくわからない仕事を曖昧に受けるとえらい目に合うということを経験的にわかっているからでしょう。今回もいつもどおり警戒心を垣間見せます。
「とにかく今から行って話を聞いてもらってもいいか?」
Kくんと急いで梅田からミナミへタクシーで移動、Mの事務所を訪れました。お酒が入っていたのに、急に仕事の展開になってKくんも、困惑したような、申し訳無さそうな表情です。
テーブルに資料を広げ大まかに説明、デザインはやるし、こういう風にしてくれっていう指示はするから、手をかしてくれないか?という話をしました。ところがタイミングの悪いことに、Mの事務所はキャパシティがあるけど、キャパシティがあるがゆえに、今たくさんの仕事をやっていて、今週から来週は忙しさのピークやねん、と苦しげな表情。
うーん、あいにくあんまり当初想定したほど、作業は全部やってくれるという上手い話にはならないようだ・・・。でも、手分けして、幾分かは手伝ってくれる気はあることがわかった。
じゃあ、それで行くか!
「まず明日の早いうちにこの資料のデータをぜんぶ、Mとデザオに送ってちょーだい。いっぱいありすぎて全体像がよーわからんから、まずは資料をよく読んで頭の整理をしないと・・・。」
「うん、わかった」
こうして翌日の夜21時に打合せ、その翌日も21時から打合せと、怒涛の1週間が始まったのだった・・・
(続きは次回へ)
いつもクリックありがとうございます!
↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!


にほんブログ村

デザイン・アート ブログランキングへ
スポンサーサイト
| 広告とデザイン業界 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑