山本美月 新セデス錠 脱・痛ガール宣言のポスターが雑誌表紙風にしようとして痛い・・・。
はーい!阪急うめだ駅1番ホームの大きな看板です。シオノギ製薬の新セデス錠のポスターですね。同じ内容で違う比率の看板を御堂筋線の駅でも見ましたけど、画像は阪急のほうです。山本美月さんをイメージキャラクターにしてますよねー。
さて、ひとめ見て誰もが気づくことは、広告なのですが、レディスファッション誌の表紙風レイアウトにしていることです。
New Sedesの文字をイタリック体(斜体)にして、上部にドカーンと置き、センターのモデルの頭部で文字が隠れても気にしない。商品のコピーである「ACE処方で乗り切る♥ 脱・痛ガール宣言」というコピーを下に大きくレイアウトしています。そのほかのコピーやセールスポイントも、画面の両端から、左揃え、右揃えでそれぞれ配置しています。典型的な雑誌表紙風ですよねー。
気になるポイントは2点ありまーす。
まず1点はファッション誌表紙風にする意図があまりよくわからないことです。
山本美月がCanCamの人気モデルのひとりだから?でもセデスの広告をファッション誌風にすることにどういうアピール効果があるんでしょう?→いやいや、そういうことじゃなくて、単にパロディとして「おもろいやないかーい?」っていうことやーん!かたいこと言うやないかーい!ワインかちーん!ということなんでしょうか。笑えるパロディアイデアでしょうか?
もう1点は、そのファッション誌表紙風がぜんぜんいけてないことです。
パロディだと仮定して、そこは別にいいじゃんとしましょう!せめてもっと本物っぽくお洒落にしろよーと思いません?でも、本物の雑誌の表紙にレイアウトされる記事タイトルのバリエーションほど、新セデス錠のアピールすることのバリエーションがなかったんでしょーね(笑)文字情報がスカスカです。
また青のドレスが中途半端でダッサいですよね~~っ!高校の文化祭のお芝居の衣装みたいです。これではせっかくの山本美月が泣きますよ。(スタイリストの方、ごめんなさい!)
専門学校の学生さんでも広告をファッション雑誌の表紙風にしようというアイデアに挑戦する人は必ずいます。しかしたいてい上手くいきません。
なぜかというと、多くの場合、たくさんの記事タイトルのような不定型な文字情報を上手くレイアウトできるほど力量が追い付いていない、もしくは、主役であるファッションが活きていないかのどちらかです。このシオノギ製薬の場合、その両方ですねー(笑)
この場合、広告で語っていることの主役は薬(新セデス錠)で、書いてある文字情報も当然、薬の話ばかりしているので、必然的に広告に目をとめた人にとって、服の魅力はどーでもいいことになってしまいます。でも本物のファッション誌表紙は違います。少なくともメインの記事タイトル(キャッチコピー的な役割を果たす)が、メインフォトの洋服やコーディネートとワンセットになっているので、インパクトが生まれるのです。
結果的に、山本美月を使ったことだけが話題性として凄くて、デザイン面では「ちゃちい」広告になってしまっています。皮肉にも一番大きな文字でレイアウトされているコピーが、「脱・痛ガール宣言」なのに、広告はとっても「痛い」広告になっているのです。
ホームページでは動画もあるので、せっかくですから一応入れておきましょう!
ちなみに、セデス・ハイのCMがこちら。
特に2つ目のセデス・ハイのCMの最後の「痛くなったらすぐセデス~♪」のところ、それまでの流れとギャップがありすぎて、鳥肌がたちましたよー。皆さんはどうですか?山本美月さんのキャラからすると、”ウサギ系”と言われるだけあって、スイートな路線(新セデス錠)ならぴったりですが、セデス・ハイの方はぎこちないというか似合ってない感じですね。
ちなみにCMでも決めのカットはポスターと同じような構成になっています。タイポグラフィがよりガーリッシュですね。。。でもやっぱり、どっちにしてもスカスカ宣言は否めません。「ACE処方」のところなんか可読性すら問題アリ、着信ありですよね~~。
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山本美月がCanCamの人気モデルのひとりだから?でもセデスの広告をファッション誌風にすることにどういうアピール効果があるんでしょう?→いやいや、そういうことじゃなくて、単にパロディとして「おもろいやないかーい?」っていうことやーん!かたいこと言うやないかーい!ワインかちーん!ということなんでしょうか。笑えるパロディアイデアでしょうか?
もう1点は、そのファッション誌表紙風がぜんぜんいけてないことです。
パロディだと仮定して、そこは別にいいじゃんとしましょう!せめてもっと本物っぽくお洒落にしろよーと思いません?でも、本物の雑誌の表紙にレイアウトされる記事タイトルのバリエーションほど、新セデス錠のアピールすることのバリエーションがなかったんでしょーね(笑)文字情報がスカスカです。
また青のドレスが中途半端でダッサいですよね~~っ!高校の文化祭のお芝居の衣装みたいです。これではせっかくの山本美月が泣きますよ。(スタイリストの方、ごめんなさい!)
専門学校の学生さんでも広告をファッション雑誌の表紙風にしようというアイデアに挑戦する人は必ずいます。しかしたいてい上手くいきません。
なぜかというと、多くの場合、たくさんの記事タイトルのような不定型な文字情報を上手くレイアウトできるほど力量が追い付いていない、もしくは、主役であるファッションが活きていないかのどちらかです。このシオノギ製薬の場合、その両方ですねー(笑)
この場合、広告で語っていることの主役は薬(新セデス錠)で、書いてある文字情報も当然、薬の話ばかりしているので、必然的に広告に目をとめた人にとって、服の魅力はどーでもいいことになってしまいます。でも本物のファッション誌表紙は違います。少なくともメインの記事タイトル(キャッチコピー的な役割を果たす)が、メインフォトの洋服やコーディネートとワンセットになっているので、インパクトが生まれるのです。
結果的に、山本美月を使ったことだけが話題性として凄くて、デザイン面では「ちゃちい」広告になってしまっています。皮肉にも一番大きな文字でレイアウトされているコピーが、「脱・痛ガール宣言」なのに、広告はとっても「痛い」広告になっているのです。
ホームページでは動画もあるので、せっかくですから一応入れておきましょう!
シオノギ製薬|新セデス錠 TVCM
ちなみに、セデス・ハイのCMがこちら。
シオノギ製薬|セデス・ハイ TVCM
特に2つ目のセデス・ハイのCMの最後の「痛くなったらすぐセデス~♪」のところ、それまでの流れとギャップがありすぎて、鳥肌がたちましたよー。皆さんはどうですか?山本美月さんのキャラからすると、”ウサギ系”と言われるだけあって、スイートな路線(新セデス錠)ならぴったりですが、セデス・ハイの方はぎこちないというか似合ってない感じですね。
ちなみにCMでも決めのカットはポスターと同じような構成になっています。タイポグラフィがよりガーリッシュですね。。。でもやっぱり、どっちにしてもスカスカ宣言は否めません。「ACE処方」のところなんか可読性すら問題アリ、着信ありですよね~~。
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