fc2ブログ

グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

ポートフォリオを作ろう!③ ポートフォリオの組み立ては?

20150114.jpg 

さて前回、前々回に引き続き、グラフィックデザイナーになるための就職・転職活動のためのポートフォリオのお話です!

おすすめしたように、凝ったポートフォリオを考案したり作成する前に、自分の作品を整理する意味合いを込めて、クリアファイルのポートフォリオを作成していると仮定しましょう。

そのページ構成はどのようにすべきなのでしょうか?もちろん、どのような状況にも対応できる総合的なポートフォリオ(エヴァっぽく言うと汎用型!?)が1つあれば本来はそれで十分のはずです。しかし、応募者の思いや求人企業の状況に合わせて、カスタマイズすることで、採用の可能性を最大化したいものです。

その状況の違いは、大きく分けると以下のようになります。

1.就職したいデザイン事務所・デザイン会社は、どういう仕事を中心としているところか。
2.採用担当者の求めていることは何か。
3.自分がアピールしたいスキルや作品は何か。
4.ポートフォリオの使われ方はどうか。必要なら確認する。


詳しく説明しましょう!


まず、いい応募先を1社見つけて、そこへターゲットを絞って応募する場合です。

1.就職したいデザイン事務所・デザイン会社は、どういう仕事を中心としているところか。

WEBが多いデザイン事務所、カタログが多いデザイン事務所、雑誌の仕事が多いデザイン事務所など、就職を希望するデザイン事務所がどのような仕事を中心にしているのかがわかれば、そのニーズに応じた作品を増やしたり、ポートフォリオのページ構成を変えたり対応できます。最近はデザイン事務所も専門化しているところも多いので、ホームページなどで確認してみましょう。

2.採用担当者の求めていることは何か。

求人情報を読むと、実務経験年数やスキルの条件とともに、ひと言コメントなどで、どういう人材を求めているか察することができる場合もあります。「個性あふれる人材を期待しています!」と書いてあったり、「絵も描けるデザイナー募集」とあったり、社長が個性的なデザイナーさんなら、採用担当者が期待している人物像が断片的にわかる場合もあります。その場合は、個性的なポートフォリオにしたり、アナログでのイラストやデッサン作品を増やしたりと、ご期待ポイントに対応することが効果的です。

次に、応募先に関係なく、自分の「売り」を中心にした組み立てにする場合です。

3.自分がアピールしたいスキルや作品は何か。

就職先に関係なく、自分がアピールしたい能力や作品がはっきりしている場合は、それをポートフォリオ冒頭に配置したり、作品数を増やしたりすることで、第一印象を良くしたり、評価を高めたりすることが可能です。自分が苦手としていること(たとえばデッサン力がないなど)がストレート見えてしまう作品をわざわざ目立つところに配置する必要はありません。

4.ポートフォリオの使われ方はどうか。必要なら確認する。

面接に持参するポートフォリオであれば、多少サイズの大きいものでも、重たいものでも、凝った形状のものでも構いませんし、自ら説明できるので支障はありません。しかし応募先企業が遠方で、まずはポートフォリオを郵送して、それにより一次選考がある場合などは、先方にどの程度の物まで郵送してよいか、確認したほうがいいでしょう。それによっては、A4サイズなどの簡易版のポートフォリオが必要になるかもしれないからです。以前、デザオの教え子さんで、応募先企業からポートフォリオは送らずに、そのポートフォリオをPDF化して送ってくださいと言われて焦っていた人もいました。

あらあらあら、「ポートフォリオの組み立て」についてもっと書きたかったのに、時間切れですよ。続きは次回の講釈で!v(^0^)/~ 




いつもクリックありがとうございます!きょうもよろしくお願いします!

↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!


にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

デザイン・アート ブログランキングへ
スポンサーサイト



| デザインの基本(実践編) | 23:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gd-amaoto.com/tb.php/247-8f720a48

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV