ごくフッツー!阪急三番街のバーゲンポスターのトーン&マナーに気づけた!?
このピンクの派手なバーゲンの広告を見た時、不思議な感覚にとらわれました。なんでしょう、つまり、何の感覚もわかないというか、わぁ、面白い!とか、カッコいいな~!とか、あるいはHEP FIVEのように、ダッさ~!とか、はっきりしたレスポンスが湧いてこないのです。
しいて言えば、一瞬、北野たけしが登場するECCの広告を思い出したくらいです。(背景の色と、人物がバーンと立っている構成が同じだからでしょうね)↓
ちゃんとキャッチコピーを見てみると、「急げでございます、お嬢様。」「バーゲンでございます、お嬢様。」とか、ちょっと冗談っぽいセンスで、ウフっと笑ってほしいコミカル路線を狙っているんでしょうか??
しかし、それさえも面白いな―とか思えず、デザオの目は大仏の半眼のごとく瞑想でもしているかのように、しら~っとしてしまうのです。まるで三又又三のトークのあとの静けさのような感じです。
この無反応な感覚・・・。つい先日当ブログで書いたような・・・( ゚д゚)ハッ!!あ、あれは!あのときも、よく考えたら、阪急三番街のクリスマスのポスターだったんじゃないか!?そうだ!あのときもごくフッツーなのがどうなんだ?という記事だったんだ!(↓)
関連記事:ごくフッツー!いいけどあかん!?毒にも薬にもならない(←ゴメンなさい!m(_ _)m)、阪急三番街のクリスマスのポスター
しかし、これは自分の中でも面白い発見でした。
阪急三番街のクリスマスの広告と、今回のバーゲンの広告は、広告としての「心に何も残らない、ごくフツーの感じ」という珍しいトーン&マナーが共通していたのです!これはレイアウトとかタイポグラフィというパーツの問題ではなく、アイデアセンスの問題だと思います。
きっと同じデザイナーか、少なくとも同じディレクターのもとに作られたのでしょう。モデルが外国人2人、真正面にカメラ目線でポスターいっぱいの大きさで配置される、背景が黄色とピンクの差こそあれ派手な色が1色、といくつかの共通項もありますが、そんなに似ているわけでもないこの2つの広告が、そろってデザオの目を大仏の半眼にさせるのです!
これがデザオ個人の特異な反応なら問題ないのですが、多くの梅田の消費者が同じように、しら~としているとしたら、阪急三番街にとってあまり良い状況ではないですねー。念のために言っておきますと、広告として何か大きな問題があるというようなことではありません。フツーだというだけです。
読者の皆さんは、この阪急三番街のバーゲン広告を見て、おっしゃれー!とか、ダッサイわ~!とか思いますか?ポジティブであれ、ネガティブであれ、構いません!もし、この広告に対して感想があれば、ぜひコメントしてくださいね!
こうやって画像を見たら、構図はすっきりしてインパクトもあるし、色も派手だし、もっと何かの感動があってもいいはずなのに・・・。何も湧いてこない・・・ダッサ―!と反応することすらめんどくさいような、脱力感。。。
こんな共通項、私もブログを書いていなければ気付かなかったことです(^_^;)次の阪急三番街の広告が楽しみになってきた・・・。
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