またやってしまったのか!?ソフトバンクの「つながりやすさNo.1」議論
昨日は「No.1表示」について書きました。その続編のように今日書きたいのは、ソフトバンクがTVCMや広告でバンバンうたっている「つながりやすさNo.1」という宣伝コピーについてです。
こういう断定的な、そしてキャッチーなことを広告で言うと、消費者へのインパクトは大ですが、同時に、それはほんとか?きちんとした根拠があるのか?そんな風に感じないけど?という疑念や意見も当然ながら一段と厳しさが増します。
まず、ソフトバンクが根拠としているデータは、ソフトバンクHP(↓)によると、このように書いてあります。
上の画像のように21億件/月のビッグデータを解析した結果となっています。ひとつではなく、いくつかの調査結果を列挙して説得力を高めています。
ところがです。調査機関によって結果が違ったり、都会か田舎か、建物の中か外か、環境によってどのキャリアが本当に一番つながりやすいのかの結果は違うようなのです。つまり、競争は拮抗しているのです。
そんな中で、あえてNo.1をうたってしまうのがソフトバンクのこわいところです。
今回は、たくさんの人のふんどしを借りてしまいます。
(つながりやすさNo.1に疑問を呈する記事)
ICT総研・・・~ つながりやすさ満足度 都道府県別トップは宮崎県、携帯電話キャリア別ではauが70.5ptでトップに。 ~
ガールズちゃんねる・・・ソフトバンクの「スマホつながりやすさNo.1」が大嘘だったことが発覚ww
つながりやすいのはソフトバンク?au?ドコモ?
BuzZap!・・・つながりやすさへの不満を一切無視、MMD研究所が「ソフトバンクが1位」という不思議な調査結果を発表
ほかにもこのトピックのサイトやブログエントリーがたくさんありました。
これらの記事は2013年から2014年夏までと期間の幅が広いですが、現在の情報ではないものが多いため、その後、半年から1年のあいだに、ソフトバンクががんばって本当に「つながりやすさNo.1」を達成してきたと、好意的に解釈できなくもないですが、すでにこの2年間に、これだけの反発をくらっている事実からして、宣伝方法(=つながりやすさNo.1をアピールすること)に何がしかの問題があることは明白です。
特に深刻だと思われる問題は、No!SoftBank・・・「つながりやすさNo.1」という嘘 その1(&その2) の詳細な記事にあるように、広告の中では「第三者機関の調査にもとづいた結果です。」と言いながら、データの提供者がYahooやAgoop(いずれもソフトバンクのグループ会社)である点です。
何で、このAgoopなる会社やヤフー提供のデータが、第三者機関の調査にもとづいたなどと広告で堂々と言えてしまうのでしょう?まるで、流行りの陰謀論のように、日本の会社のモラルの低下もここまで来たのかと、ひとりの消費者として空恐ろしくなってきますねー(>人<;)
道徳心のある日本の会社であれば、そんなはずはない!と信じたいところですが、ソフトバンクは2006年、¥0広告で公正取引委員会に行政指導を受けています。言わば前科者です。あのときもその宣伝手法(手口?)に本当に驚いたものですが、その前科があるだけに、もしかして今回も・・・と思ってしまうのですね。
広告としては、ほぼ同じ内容でも、この吉永小百合の出ているポスター(2014年9月頃)のようになっていれば何の問題もないのです。
キャッチコピーは、No.1のようなハードなデータ説得型ではなく、心理面の安心感を語っています。これなら妙な反発を受けることもないのです。
しかし、ソフトバンクはまた¥0広告のときのように反発を受けることも想定して、一種の炎上商法を仕掛けているのかもしれませんが・・・。もしそうだとしたら、日本の文化ではあまり気持ちのいいものではありませんね・・・。
いつもクリックありがとうございます!
↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!


にほんブログ村

デザイン・アート ブログランキングへ
(つながりやすさNo.1に疑問を呈する記事)
ICT総研・・・~ つながりやすさ満足度 都道府県別トップは宮崎県、携帯電話キャリア別ではauが70.5ptでトップに。 ~
ガールズちゃんねる・・・ソフトバンクの「スマホつながりやすさNo.1」が大嘘だったことが発覚ww
つながりやすいのはソフトバンク?au?ドコモ?
BuzZap!・・・つながりやすさへの不満を一切無視、MMD研究所が「ソフトバンクが1位」という不思議な調査結果を発表
ほかにもこのトピックのサイトやブログエントリーがたくさんありました。
これらの記事は2013年から2014年夏までと期間の幅が広いですが、現在の情報ではないものが多いため、その後、半年から1年のあいだに、ソフトバンクががんばって本当に「つながりやすさNo.1」を達成してきたと、好意的に解釈できなくもないですが、すでにこの2年間に、これだけの反発をくらっている事実からして、宣伝方法(=つながりやすさNo.1をアピールすること)に何がしかの問題があることは明白です。
特に深刻だと思われる問題は、No!SoftBank・・・「つながりやすさNo.1」という嘘 その1(&その2) の詳細な記事にあるように、広告の中では「第三者機関の調査にもとづいた結果です。」と言いながら、データの提供者がYahooやAgoop(いずれもソフトバンクのグループ会社)である点です。
何で、このAgoopなる会社やヤフー提供のデータが、第三者機関の調査にもとづいたなどと広告で堂々と言えてしまうのでしょう?まるで、流行りの陰謀論のように、日本の会社のモラルの低下もここまで来たのかと、ひとりの消費者として空恐ろしくなってきますねー(>人<;)
道徳心のある日本の会社であれば、そんなはずはない!と信じたいところですが、ソフトバンクは2006年、¥0広告で公正取引委員会に行政指導を受けています。言わば前科者です。あのときもその宣伝手法(手口?)に本当に驚いたものですが、その前科があるだけに、もしかして今回も・・・と思ってしまうのですね。
広告としては、ほぼ同じ内容でも、この吉永小百合の出ているポスター(2014年9月頃)のようになっていれば何の問題もないのです。
キャッチコピーは、No.1のようなハードなデータ説得型ではなく、心理面の安心感を語っています。これなら妙な反発を受けることもないのです。
しかし、ソフトバンクはまた¥0広告のときのように反発を受けることも想定して、一種の炎上商法を仕掛けているのかもしれませんが・・・。もしそうだとしたら、日本の文化ではあまり気持ちのいいものではありませんね・・・。
いつもクリックありがとうございます!
↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!


にほんブログ村

デザイン・アート ブログランキングへ
スポンサーサイト
| 雑記 | 04:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑