2015年の年賀切手は、CMYKに近い4色+特色の金なのね。
前回の記事が長かったので、今日は簡潔に行きましょー!
もう皆さん年賀状は出しましたか?適当な住所で出しても、けっこう遅れて出しても、ちゃんと届けてくれることの多い日本郵政さんも、そろそろ眉間にシワがよるころですよ~。
画像は年賀切手シートです。プロのデザイナーの方には馴染みのある印刷時の「色玉(いろだま)」が切手の耳紙(みみがみ)の右下端にありますね!
デザイン勉強中の学生さんのために解説しますと、色玉とは、その印刷物の刷色の数やインキのノリを確認するために、裁ち切り線の外側に印刷されるもので、普通は5-10mmくらいの円形や長方形をしています。
通常のオフセット印刷によるフルカラーの商業印刷物であれば、CMYKの4色が多いわけですが、この切手の色玉を見ると、CMYKの4色と特色の金色が使われていることがわかります。
ただ、C(シアン)とM(マゼンタ)に相当する色が、けっこう濃い目に見えるので、もしかしたら、CとMに近いけど濃い目の特色を割り当てて、羊のカラーイラストの再現に注意しながらも、木版画のようなくっきりした色調を目指したのかもしれませんね。
とにかく、この切手のように、ときどき仕上がり製品でも色玉を見ることができます。たとえば、牛乳の紙パックやお菓子の紙箱なども底の部分や、箱を解体したら糊付けで隠れる部分に、色玉が見えることがあります。
それを見たら、「ああ、この箱は特色◯色で印刷しているな」とか、「CMYKと別にこんな色を使ってたのか!」とか、面白い発見があり勉強になります。これからは、箱をポイっと捨てずに、まずは解体して色玉がないかチェックしてみてくださいね!
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