なんとかならんのかい!地下鉄の案内板のテープあとが汚なすぎる!&案内が雑すぎる!
いや~、なんとかならんのかい!シリーズファンの皆さま、お待たせいたしました。今回も、グラ雨の指摘で最近OLのあいだで地下鉄に乗るのが楽しくなったと評判の(ウソつけ!)、大阪市営地下鉄の案内の「いけてなさ」について書きましょう!
今日は、駅のホームによくある出口案内板です。
この画像は長堀橋駅のホームの案内板です。見てください、このテープのあと!( ̄□ ̄;) 汚なすぎるでしょ!?老朽化は駅設備全体のことだから仕方ないのですが、このテープのあとは、市販のシール剥がしで簡単に取れるでしょ?
はい、はい、そのシール剥がしも市の予算から出るものだからなんでしょ?だいたいわかりますよ、お役所の理屈は。それを現場から管理職にあげていきましょうよ!もっと言えば、交通局の管理職の人!なんとか対策しましょうよ!もしかして、看板の後ろで偉そうに立っている人!あんたじゃないの?(^_^;)
行きたい方面に近い階段を上がってもらおうという親切心からの案内ですが、ABCDの階段(もしくはエスカレーター)と、出口番号の関係がわかりにくいんです。たとえば、「Bの階段を上がると3と4の出口に近い」というように図的につながっていれば一番わかりやすいのですがそうはなっていません。
これには理由があります。構内の立体図(↓)を見るとわかりやすいのですが、BCDの階段を登ると、結局1つの通路でつながっています。ですから、少し歩けば違う出口にも行けるので、あまりBの階段=◯番出口と、決めつけたような書き方がしにくいのでしょう。この案内板の助かるところを強いて言うなら、◯番出口を出ると、◯◯交差点に出るとかいう情報ですね。
というわけで、案内板としてのデザインに多少の意見はあるものの、ないよりあったほうがいいとは思うんですよ~。
しかし、このテープあとですよ!
何の貼り紙を貼っていたのか知りませんが、よくまあこんなに貼って、さらにテープあとを残しましたよねー!こんなにあとが残るなら、貼り紙を剥がした直後は、べとべとの両面テープがそのままになってたんじゃないかと疑ってしまうほど黒くなってます。
同じ長堀橋駅ですが、さらに地下の長堀鶴見緑地線ホームの案内板を見てみましょう。
この路線は比較的新しい1990年開通の路線です。もちろんホームもきれいです。なのに、案内板はご覧のとおり、テープあとだらけですよ。施設名称の変更を修正する黄色いテープ、こんなの要るのかと思う貼り紙などもあって、美しくはありません。
数えてみるとけっこうあります。
テープあとの黒ずみも見苦しいですが、黒い丸の出口の番号の上に、四角いテープを貼り、丸が隠しきれてないのも腹立たしい仕事の粗さです(^_^;)
上の画像は、6番出口の1行目の施設を微妙に色の違う黄色い紙で隠していますね。そして、その下に「中央スポーツセンター」という名前が追加されています。もし1行目を隠して、そのあとに「中央スポーツセンター」が追加されたのなら、迷わず1行目に貼るはずですから、きっと「中央スポーツセンター」を貼るのが先だったのでしょう・・・。
でも読者の皆さんに言っておきたいのは、この2行目は決して「松屋町筋中央スポーツセンター」という名称ではないということです(笑)「松屋町筋」という駅の上の大通りの名前と、「中央スポーツセンター」という2つ別個の名前なんです。そう考えるとまったくひどい貼り方です。さらにその右端を縦に透明なテープで固定しているのは何でしょう?右側から剥がれてきたのでしょうか??
上の画像を見てください。これも雑でしょう?
トイレマークの下に売店横というテプラっぽいテープが貼ってあります。ここで示されているトイレは実は駅の北改札口の外側にあります。駅改札内にないのです。そして、その北改札へは、EFHのどの出口からでても行けるのです。(Gのエスカレーターは下りです)ここで「←売店横」と左向き矢印がついている理由は、EFから上がって来いよということです。
同じく「堺筋線」にも左向き矢印テープが貼ってありますが、これも同じことで、EFHのどこから行っても堺筋線につながりますが、案内板がEFに近いので、左向きで貼ってあるわけです。
でもね、まったく駅の構造を知らない乗客がこのトイレのサインを見れば、このホームの端のほうに売店やトイレがあると思いますよ!まさか階段やエスカレーターを上がって、さらに北改札を出た駅の外にあるなんて思いませんよ。
そして、この取って付けたような貼り紙・・・。急に文化祭のようなクオリティの花柄の小さい貼り紙です。カジュアル感あふれるフォントで、カラーコーディネートはガン無視の緑色です。全体をテープで巻きながらも、貼り紙の上部だけを固定したぶら下げ方式は、格安チケット店でも参考にしたのでしょうか?
そしてこのギャラリーメトロ長堀橋とは何かというと、駅構内E階段の広めの踊り場にある壁面の展示スペースのことなんです。(↓)
ひどくないですか?もう一度ひいた案内板の画像を見てみましょう。
この貼り紙は、案内板の中央やや右上に貼ってあります。でも、このギャラリーメトロ長堀橋があるのはEの階段の途中です・・・。4番出口や5番出口とは何の関係もありません。その上のGのエスカレーターも下りで関係ありません。
つまり、この貼り紙がこの位置に貼ってあるのは、出口の番号とは何の関係もなく、単にここに余白があったから(@д@)としか考えられないんです!し、しどい!
EFを登れば見つけられるだろうということで、一応、左向き矢印が付いていますが、ここは貼り紙の中に、「ギャラリーは、E階段にあります」とか何とか書いたらいいだけなんですけどね。
なんとかならんのかい!
いつもクリックありがとうございます!
↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!


にほんブログ村

デザイン・アート ブログランキングへ
| 雑記 | 00:00 | comments:4 | trackbacks:1 | TOP↑
私、このシリーズの大ファンなんですが、またまた、すごい事例が出てきましたね。役所も市民は案内板のデザインまで関心がないとでも思っているのでしょう。
昨今の鉄道テロ対策などから駅のメンテナンスは非常に重要視されています。「各種の駅掲示物の剥がれや乱れをなくす」「ゴミ箱内部の可視化」などです。なぜ駅の掲示物が問題かというと乱れた掲示物は、防犯意識の希薄さを現しているからだそうです。
今回のこれらの掲示も抜本的に見直すべきですね。大阪都を目指すならば、なお更です。
| なかお | 2014/12/29 03:52 | URL | ≫ EDIT