グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

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ネット印刷がグラフィックデザイナーの仕事を変える!

ラクスル1 

いや~、すみません!いつも記事を予約投稿という方法でアップしているのですが、うっかり下書きのまま保存してしまい、昨日アップされていませんでしたよー。毎日楽しみにしてくれている読者の皆さん、ごめんなさいm(_ _)m ちょっとずるいですが、昨日の日付でアップしなおしますよー。

さて、このごろ、ネット印刷のラクスルのTVCMがやたら目につきます。ネット印刷と言えば、印刷通販のグラフィックやプリントパックなどを利用することがありましたが、最近は競合が乱立しているようですねー。

ここ数年、静かに、しかし確実に成長してきたネット印刷が、どんどんシェアを伸ばして史上のニーズを掴んでいることは間違いないでしょう。だって、デザオのまわりでも「DM封筒やハガキ、名刺はネット印刷で十分だ」という声をよく聞きますし、実際ネット印刷を指定されることも増えました。

従来のスタイルの印刷会社にとっては、戦々恐々の様相です。自分のところも、早くこのブルー・オーシャンに飛び込まないと会社が潰れてしまう!と焦っているはず!(←でももうほぼレッドオーシャン化してますけどね・・・)

今日はこのネット印刷について書きまーす。



Googleで「ネット印刷」を検索してみましょう。

するとこの12月23日現在、以下の様な順位で検索結果が表示されます。

印刷通販プリントパック
印刷通販プリントネット
東京カラー印刷株式会社
ネットプリント(セブン-イレブン)
ネット印刷.com
印刷の通販グラフィック
ネット印刷サービス(ネットスクエア)
激安の印刷通販ネットDEコム
印刷のWAVEウェーブ
ラクスル
Eネットプリント
ディーネット
印刷君
トクプレ
D.O.T


ほかにもまだまだ続きます。数年のあいだに、それだけたくさんのネット印刷会社がひしめいてきているわけです。消費者からしたらどれがいいのか見比べるだけでも大変ですね・・・(^_^;)

ネット印刷各社の比較サイトも複数登場して、それらの情報ニーズにも答えているようです。冒頭ご紹介したラクスルも、ひとつの印刷会社ではなく多数の印刷会社をネットワーク化して、コストの低いところで印刷するという仕組みのようです。

ネット印刷がグラフィックデザイナーの仕事を変える!

このネット印刷を利用したことのない方、ネット印刷で試しに何か作ってみたいという学生さんのために、従来の印刷会社と違う点を4つご紹介しておきましょう。

1. 印刷用紙を制限する・・・おそらく印刷代の約半分近くを占めると思われる紙のコストを削減するために、選ぶ紙質が制限されます。紙サンプルは資料請求でもらいます。紙質だけでなく紙厚もそのサンプルから選びます。そういう意味で、ネット印刷を試すにはまず資料請求からすべてが始まるわけです。

(従来のスタイル)紙の会社が出している豊富な紙見本帳から、デザイナーのこだわりで紙を選ぶことができます。もちろん見積りありきですが、個性やオリジナリティを重視した面白いデザインができます。

2. 色数を制限する・・・より一般消費者のニーズに合わせるため、ややこしい特色や特殊印刷はオプションとして切り離し、フルカラーとモノクロの二者択一にしている場合が多いのがネット印刷です。

(従来のスタイル)フルカラー(CMYK)に特色を加えたり、特殊印刷をしたり、印刷会社の人と相談しながら色を調整して決めていきます。

3. 形状を制限する・・・名刺、ハガキなどのほぼ定形サイズが決まっているものに加えて、A4の三つ折パンフレットや、A3ポスターなど、特殊なサイズを省いたメニューを提示することでコストダウンを実現しています。サイトによっては、B5の変形サイズ、A4の変形サイズ、という名前で、定形の中間のサイズにも対応している場合があります。

(従来のスタイル)定形だけでなく、微妙なサイズ、特殊な折り加工など融通の効く指定が可能です。

4. 校正がない・・・ネット印刷では基本的に校正(印刷テスト)をあげることがありません。入稿データをそのまま印刷するので、何か間違いがあってもそれは注文者の責任であり、紙質による色の多少の変化などは想像でやってくださいというスタンスです。

(従来のスタイル)必ず校正をあげます。その上で、レイアウトの微調整、紙質の変更、色指定の変更などを加えて、印刷に進みます。

これら1~4の大きな違いは、コスト&スピード重視、クオリティはそこそこでOKという、デザイナーにとっては何ともつらい状況を招いています。チラシ、ハガキ、名刺、すべてビジネスツールである以上、コスト&スピードというニーズとバランスをとることは宿命なのですが、やはりさみしいです。

特に「4. 校正がない」ということが、イージーミスを生みやすい環境を作っていて、そのイージーミスはデザイナーの責任になる作業エリアが大きいことから、プレッシャーという負担が大きいのも事実です。(オプションによる追加料金で校正が出せる場合もあります)

また便利なのか便利でないのか、ネット印刷への入稿はけっこう集中力が必要で時間がかかり疲れます。え?パソコンの前に座ってデータを送るだけだから打合せより簡単で早いでしょ?と思うでしょう。

しかし、イージーミスをしないように説明や条件、データの入稿方法を熟読したり、料金や配送日に間違いがないかを何度も確認したりということにものすごく気を使うのです。なにせ、校正がないんですものね(^_^;)

しかし大きなメリットも!

クライアントに依頼された媒体をデザインしてネット印刷でと言われたら、上記のような負担がありますが、自分が一消費者として注文することを考えたら、やっぱりコスト安は何と言っても大きな魅力です。←げ、現金な!あまりクオリティにこだわらない印刷物などを、いざ自分が必要になるときには、やっぱりネット印刷があって助かるということが多いです。

デザイナーを目指す学生さんにとってはもっとメリットがあります。まずデータを入稿することを低リスクで経験できます。自分のプライベート名刺や年賀状などをネット印刷に入稿することで、凝ったデザインを安価で印刷できます。さらに一歩進めば、自分の作品集(ポートフォリオ)に実際に印刷したり製本したりしたものを入れることもできるわけです。

さらに、印刷の勉強になります。ネット印刷サイトの「テクニカルガイド」や「入稿のご注意」などのページを見ると、最低限気をつけないといけない印刷データの作成方法が記載されています。これまではデザイン会社に就職してから学ぶしかなかった印刷についての基礎知識がかなり得られます。

というわけで、もう変えられないこのネット印刷隆盛の流れを受け入れつつデザイナーは臨機応援に対応していくしかないのです・・・。

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