グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

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大古事記展 in 奈良県立美術館のポスターがムーみたい!

大古事記展-2 

大古事記展 in 奈良県立美術館駅で見かけた、大古事記展 in 奈良県立美術館のポスターです。見たときには会期が終わる間近という、よくあるパターンですよ・・・トホホ。もっと早くから出してくれたらいいのに。←でもきっと早くから出しているところもあるんでしょーね(^_^;)

デザオの第一印象は、「ムーの表紙みたい!」でした(笑)ムーはご存知、中高生に大人気、学研のオカルト&ミステリー専門の雑誌です。ムーはムーで機会を見つけてきちんと語りたいなーと内心思っていますが、そのムーの表紙でよくあるふわ~としたグラデーションを多用したイラストのタッチ!それに似てるな~と思いました。


そのふわ~とした民意は・・・もとい!ふわ~としたタッチは、昔はエアブラシ(空気圧で絵の具を吹き付ける道具)でリアルイラスト風に描かれていたものが多かったように思います。そんな時代に成立してきたトーン&マナーを、手法はパソコンに変われど、ムーの表紙はDTP時代の現代も継承しているんでしょう。アナログイラストに近い独特の「ありがたみ」を演出しています。

まとめて1つにしてしまう

美術展や博物展でのポスターのビジュアルづくりの基本だと思うんですが、出品作品の中から「顔」となるべき有名作品・代表作品がなかったり、いろんな種類の展示物がある場合は、単に作品を並べるだけでなく、より大きなグラフィックデザインや基調色の中にそれらを取り込むことで、まとまり感や統一感が出せます。

この大古事記展もまさしくそのようで、勾玉や剣、銅鏡、絵画、彫像などいろんな展示物があり、代表作品を絞りにくいようです。そのためでしょうか、先ほど述べたセオリーにしたがって、ブラウン系にイエロー系のアクセントカラーの混じったSFチックな背景ビジュアル1枚でまとめています。

やはり対象は子供から中学生?

タイポグラフィも独特です。「語り継ぐココロとコトバ」やメインタイトルの「大古事記展」は、ココロジーを彷彿とさせる可愛らしさのあるタイポグラフィです。

「五感で味わう、愛と想像の物語」は、漢字がゴシック+かなが明朝という、漫画の登場人物のセリフの書体と同じ組み合わせです。

これらの要素が相まって、この大古事記展のポスターは、子供に来てほしい!子供をターゲットにしている!という印象を発しているのでしょう。

結果的に、大人感はありませんが、子供向けの楽しさは出ていますね!子供がこのポスターの前を通りかかったら、きっと吸い寄せられるように見てしまうでしょうねー(^o^)

きっと実際の展示作品のラインナップは、かなりおじさん臭い、ジミ―大西(←はい!?地味ね・・・)な展示になるはずですが、あえて展覧会全体で、子供に向けたわかりやすい展示や販促をしかけているとすれば、このポスターの表現も納得です。

もうそうあってほしい!そうでないと、ポスターだけ子供っぽいタッチにしても、展示内容がジミ―なら、展覧会を見に行く子供ががっかりしますもんねー。

ここから学ぶ、ターゲットの年齢。

さて、古事記の展覧会をやることになり、あなたがそのポスターを作ることになったとして、どんな客層に見に来て欲しいかを考えてデザインすることはとても大切です。

展示内容は古代史であり、展示物は地味であっても、それをそのまま大人向けの展覧会、大人っぽいポスターにデザインしても、販促効果(たくさんに人に来場してもらう)がなさそうです・・・。

このように、低年齢層をターゲットにしてワクワクするようなタッチにデザインしたほうがコンセプトとして面白いし、実際に行ってみようかなと思わせますもんねー。(←これで実は大人向けのデザインのつもりだったら許してください・・・(^_^;)だとしたら、デザイナーさんに悪いな~)

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