大阪マラソンスポンサーのSEIKOの車内吊り広告が、企画マインドに溢れてる!
お馴染み、車内吊りポスター品評会へようこそ!
今日のお客様は、SEIKO様です。ご覧のようにとても目立ってました。本年2月の東京マラソンのときと同じデザイン、というか同じ仕掛けのキャンペーンになっています。これは、先週開かれた大阪マラソンのスポンサーとしての広告ですね。
いつまであるかわかりませんが、一応サイトのリンクを貼っておきます→http://www.seiko.co.jp/marathon/2015/jp/index.html
参加者がゴールしたときに、ゴール近辺で、あらかじめ印刷されたポスターの、デジタル文字の一部を自分のタイムになるようにマジックで塗りつぶしてメッセージを書いてもらい、一枚一枚が手作りのようなポスターにしています(@д@)
面白いし、これを実行する手間とコストを考えるとよくやったな~と感心しますよねー!SEIKOさん、エライ!
正直言うと、最初車内でこの広告を見たときは、大阪マラソンにちなんでスポンサーのSEIKOさんが、仮想の参加者を登場させて、参加者視点でコメントを手描きっぽく入れているデザインで、タイムも想像上のタイムだと思ったんですよ。
でもよく見て、「数字をマジックで消しているっぽいしなー」、「セリフをこんな手描き風にする必要あるのかなぁ」、「でも誰って書いてあるわけじゃあないから、やっぱり仮想の人物なのかなぁ」と、よくわからないまま写メだけとって電車を降りました。
素晴らしい企画広告だと思うんですけど、そこが問題点でもありますよね。←後述。。。
でも、記事を書くためにもうちょっと調べると、これが本当にゴールしたランナーのタイムだとわかったわけです。しかも大会翌日(!)から7日間の広告だそうです。SEIKOさんのプレスリリースページによると、この企画ポスターのことがこのような見出しで紹介されていました。
大阪マラソン2014の熱気を間近で感じるセイコーの速報広告
~完走したランナーがタイムとメッセージを書き込む手作りの広告を、ランナーの笑顔入りで掲出!~
となっています。車内吊り広告も、デジタル数字のタイムだけでなく、参加者の顔が出たものなどバリエーションがありました。
とのこと、な~んだちゃんとしたのがあるじゃん!デザオが思う、ちゃんとした広告とはこのように、参加者がタイムを持っている写真が使用されているポスターです。
なぜちゃんとしているかというと、冒頭の私の反応のように、タイムだけのポスターのみではこのせっかくの企画意図がわからない(わかりにくい)からです。シンプルで意味ありげで、何だろう?と引き寄せる効果はありますが、仮想のランナーか実際のランナーか、意味や奥行きがそこまで伝わらないのです。
それに対して、実際にランナーが自分のタイムのポスターを持っているスナップを使用したポスターは、ひと目で直感的に企画意図が伝わります。ゴールしたランナーの充実感にあふれた表情も、ブランドイメージUPに貢献しますし、スポンサーしがいがあると言えますよね!
でもだからと言って、そのデザオの言う「ちゃんとした方のポスター」オンリーでいくより、やはりタイムのポスターもないとダメですもんね!だって、ゴールラインの「現場」にあったポスターだし、ランナー本人の手書きしたもの!というライブ感や1点もの感が面白いんですからー。
つまり、このランナーの写真入りのポスターと、タイムのポスターが交互に吊ってある状態なら、ぜんぜんOKなんですよ。どうして、最初にデザオが見かけた車両は、そうなってなかったんでしょうね・・・?(笑)
もしかして、裏面には写真があったとか!?Σ(゚ロ゚ノ)ノ いやいやだとしたら、それはそれでおかしい吊り方ですよね、やっぱり交互じゃないと見た目のバランスもよくないですしね。もしかして、ポスター吊る人が向きを間違えたとか!?Σ(゚ロ゚ノ)ノ
大会前はこのようなビジュアルになっていたようです。な~るほど、あらかじめSEIKOさんで掲出場所を押さえておかないと、雨天中止とか雨天延期とかになった場合に困りますもんね!企画ものはいろいろと大変です。
でも、デザイナーを目指す人には勉強になりますよねー。レイアウトや表現アイデアだけでなく、企画アイデアも広告発想の範疇ととらえて提案する場合もあるんだな、とあらためて認識しますもんね!
もしあなたがデザイン事務所ではなく、広告代理店に就職したとしたら、きっとこのような企画アイデアばかりを要求されて、面食らうことになるんじゃないでしょうか・・ (^-^)
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でも、記事を書くためにもうちょっと調べると、これが本当にゴールしたランナーのタイムだとわかったわけです。しかも大会翌日(!)から7日間の広告だそうです。SEIKOさんのプレスリリースページによると、この企画ポスターのことがこのような見出しで紹介されていました。
大阪マラソン2014の熱気を間近で感じるセイコーの速報広告
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とのこと、な~んだちゃんとしたのがあるじゃん!デザオが思う、ちゃんとした広告とはこのように、参加者がタイムを持っている写真が使用されているポスターです。
なぜちゃんとしているかというと、冒頭の私の反応のように、タイムだけのポスターのみではこのせっかくの企画意図がわからない(わかりにくい)からです。シンプルで意味ありげで、何だろう?と引き寄せる効果はありますが、仮想のランナーか実際のランナーか、意味や奥行きがそこまで伝わらないのです。
それに対して、実際にランナーが自分のタイムのポスターを持っているスナップを使用したポスターは、ひと目で直感的に企画意図が伝わります。ゴールしたランナーの充実感にあふれた表情も、ブランドイメージUPに貢献しますし、スポンサーしがいがあると言えますよね!
でもだからと言って、そのデザオの言う「ちゃんとした方のポスター」オンリーでいくより、やはりタイムのポスターもないとダメですもんね!だって、ゴールラインの「現場」にあったポスターだし、ランナー本人の手書きしたもの!というライブ感や1点もの感が面白いんですからー。
つまり、このランナーの写真入りのポスターと、タイムのポスターが交互に吊ってある状態なら、ぜんぜんOKなんですよ。どうして、最初にデザオが見かけた車両は、そうなってなかったんでしょうね・・・?(笑)
もしかして、裏面には写真があったとか!?Σ(゚ロ゚ノ)ノ いやいやだとしたら、それはそれでおかしい吊り方ですよね、やっぱり交互じゃないと見た目のバランスもよくないですしね。もしかして、ポスター吊る人が向きを間違えたとか!?Σ(゚ロ゚ノ)ノ
大会前はこのようなビジュアルになっていたようです。な~るほど、あらかじめSEIKOさんで掲出場所を押さえておかないと、雨天中止とか雨天延期とかになった場合に困りますもんね!企画ものはいろいろと大変です。
でも、デザイナーを目指す人には勉強になりますよねー。レイアウトや表現アイデアだけでなく、企画アイデアも広告発想の範疇ととらえて提案する場合もあるんだな、とあらためて認識しますもんね!
もしあなたがデザイン事務所ではなく、広告代理店に就職したとしたら、きっとこのような企画アイデアばかりを要求されて、面食らうことになるんじゃないでしょうか・・ (^-^)
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