喫茶店に忘れたステッドラーのシャーペンをずっと保管してくれたマイルスカフェのマスターに感謝!
大阪の心斎橋と難波のちょうど中間あたり、御堂筋沿い西側に、デザオが仕事の途中に、ときどきランチに立ち寄る喫茶店があるんです。御堂筋テラス マイルスカフェ(Miles Cafe)というお店です。(HPはこちら)
本格派ハンバーグカフェと書いてあり、ワイン・洋食・ジャズとも書いてあります。それだけ見ると不思議な取り合わせですが、入ってみると確かにその通りのカフェなんです←どーゆーこっちゃ!(笑)
大きなステレオがいくつもあり、店内にはいい音でジャズが流れています。壁にはジャズのポスターや写真が貼ってあります。でも、カシニョールのポスターもあり、映画のDVDの棚もあり、日本人形も飾ってあり、和風なインテリアも多々置いてあり、和洋折衷、好きなものを詰め込んだんだろうなーと思う微笑ましいお店なんです。
先日、久しぶりにこのお店にランチを食べに入りました。多分、2ヶ月間くらい来ていなかったでしょうか。2Fにある店のドアを入ると、いつも元気な接客が気持ちいい藤村俊二風の初老のマスターが「いらっしゃい!」と明るく声をかけてくれました。
すると、そのマスターが「あ、先生!そうそう!」と手を叩いて、レジの横にちょこんと置いてあったシルバーのシャーペンを「はいこれ」と手渡してくれたのです。「え、ええっ?」確かにそれはひと目でそれとわかる私のシャーペンでした。
あ、あれ?なんで、マスターは私が先生やってるって知ってるんだろう??弁護士でも医者でもなく、いつも、どカジュアルで現れる私なのに。デザバヤシ先生と一緒に来たからかな?いや、卒業生の相談に一緒に来たことがあったからかな?
それより何より、このシャーペンが私の忘れ物だってよくわかったな・・・。「よく私のペンだって、わかりましたね!」「ええ、そりゃあもう!」しばらくぶりなのに、ずっとあそこに置いて待ってくれてたんだなぁ。嬉しくなって、いつもよりちょっと高めのメニューを注文しちゃいましたよ(笑)
それに、このシャーペン探してたんですよ。なにせデザインやイラストを描くときに必須のステッドラーのシルバーシリーズの0.9mmだったんですから。
私のお気に入りである、ステッドラーのシャーペンにはいくつかシリーズがありますが、私はこのシルバーシリーズでないと嫌なんですよ。一番太いものは芯が2.0mmです。2.0mmですよ、太いでしょ?2.0や0.9では、絵の中の線を描くときに、漫画を描くGペンのように、一筆書きの中で強弱を加えて、線の太いところと細いところをつけられるのです。エレガントな線が描けるのですね。
それに重たいんです。普通、ペンは軽いほうが疲れないという気がしますが、私の場合、軽すぎるとノートの弾力で押し返されたりして安定しないように思います。打合せのときの走り書きでも、軽いペンでは逆に筆致を安定させるために手に力をぐっと入れて固定しないと書きにくくなるのです。それに比べてこのシルバーシリーズは適度な重みがあり、手首に力を入れなくても、ペン自体の重みで紙を抑えて安定します。
グリップ部には写真のように、ゴールドライタン調の(←わかるのか!?笑)細かいカットがはいっていて、指の滑りを抑えてくれます。ほかのシャーペンではゴムになっていたりして安っぽいしグリップが効きすぎるのですが、メタルの質感で高級感があり、個人的にはゴムより指の遊びがとりやすいのです。
中でも一番よく使うのが、ちょっと太めの0.9mmで、普通の打合せメモから、イラストの下描きまで汎用性が高いのです。シルバーシリーズは、1本が800円とか900円などお値段もちょっとお高めです。でもデザイン仕事やイラスト仕事で、鉛筆系筆記具にこだわりのある方にはぜひオススメします。0.9mmくらいからお試しあれ~!
というわけで、マスターからこのシルバーシリーズ0.9を返してもらったときは、普通のシャーペン以上の嬉しさがあったというわけなんですねー。
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