機動戦士ガンダム展のポスターはセル画感たっぷりで潔し。
またちょっと前のポスターで恐縮ですが、今年夏にあちこちで見かけた、機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAMのポスターです。場所は阪急百貨店と阪急うめだ駅のあいだ、ムービングウォークのところです。
小学生の頃にガンダムのプラモデルを作りまくったデザオは、もろガンダム世代でして、このポスターを見かけたときも、「おおっ!そんなのやるのか!」とちょっとワクワクしてしまうのです。
ブログネタとして書こうと思って写メを撮影するべく携帯をかかげるのですが、人通りが多い通路なので、なかなかポスター2枚の前がきれいに空きません。通行人が行き交う中途半端な位置に大の男が携帯を構えてガンダムのポスターを撮ろうとずっと待っているのも正直恥ずかしい!早く空いてくれ~ッ!(^o^;)
やっと人通りが途切れそうだ!と思ったそのとき、急に立ち止まった黄色っぽい三連星が急に手荷物を置いて立ち話を始めるというジェットストリームアタックを仕掛けてきた!「させるかぁ!」
しかししばらく待ってもジオン軍は動く気配がない!「こ、これが戦い・・・!」そこでデザオは、そうだ!いっそのこと、このドム1機とギャン2機をポスターのガンダムと一緒に撮影してしまえと考えた!これぞ発想の転換!おまえたちのジャッマストリームアタックを破ってやったぞ!
ふふふ・・・。
そんなある日、扇町駅でまた同じ展覧会の別のポスターを発見!お!サイド7に侵入したザクのパイロット、デニムとジーンじゃないか。
しかも今度はポスターを飛び出して、ほぼ原寸大と思われる人物で切り抜いた手のかかったポスターだ。場所がこんなさみしいところじゃなければ、けっこう目立ちそうなものなのに・・・。おもしろいだけに場所が残念。
さて、冒頭のガンダムのポスターとこの量産型ザクのポスターがあるなら、きっと私が気づいていない他のバリエーションもあるのかもしれませんねー。いずれも、ポスター用の凝ったデザインをせず、アニメのシーンをそのまま使うというアイデアです。
しかし、この方法はこの方法で、アリだと思います!いわゆるPOP ART的な発想ですね~!
コミックの印刷の点などをそのまま拡大してアートにしたリキテンシュタインと同じく、セル画で表現されたアニメ画をそのまま拡大したらポスターになる!という、ある意味、潔いデザイン発想です。
普通、デザイナーなら、ちょっと自分の手を加えたいという欲求があるものですが、それを捨て去り、作品のあるがままを出すと割り切った広告は、デザイナーの自分をぐっとおさえる努力が感じられます。
一見、アート性を加えてみたり、凝った二次加工をしていないので、手抜きのように見えるかもしれませんが、実はいろんな表現アイデアを出したものの、突き詰めて検討した結果、このセル画に戻ってきたのかもしれませんね。だってそれが本来のガンダムの表現方法であり、魅力だったのですから。
でも、どんな美術展であろうと、本来はそのように、画家や芸術家の作品の魅力をそのまま伝えよう、自分が変な色を出さないでおこうと考えるのが今のデザインなんだろうと思います。
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普通、デザイナーなら、ちょっと自分の手を加えたいという欲求があるものですが、それを捨て去り、作品のあるがままを出すと割り切った広告は、デザイナーの自分をぐっとおさえる努力が感じられます。
一見、アート性を加えてみたり、凝った二次加工をしていないので、手抜きのように見えるかもしれませんが、実はいろんな表現アイデアを出したものの、突き詰めて検討した結果、このセル画に戻ってきたのかもしれませんね。だってそれが本来のガンダムの表現方法であり、魅力だったのですから。
でも、どんな美術展であろうと、本来はそのように、画家や芸術家の作品の魅力をそのまま伝えよう、自分が変な色を出さないでおこうと考えるのが今のデザインなんだろうと思います。
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