広告主を募集する広告って、プレッシャーやわー!
公共交通機関を利用していると、電飾看板やポスタースペースに広告がつかず(広告主が見つからず)、「広告主募集」の広告がはいっているところを見かけますよねー!
企業の宣伝費が、看板やポスターなどの媒体からネット上へシフトしているせいもあるのでしょうか。空きスペースもけっこうあるように見受けられますよ。
そうなると、画像のように、「このスペースの広告効果は高いですから、広告を出しませんか?」という広告を出すことになるわけです。←や、ややこしい!
画像は、阪急電鉄車内の乗降口のすぐ上の、横に細長いポスターのスペース、通称ドア上枠です。阪急アドエージェンシーさんが取り扱っているとなっています。この広告の制作もされているのでしょうか?
広告風のレトリックをきかそうという努力が感じられますよね?(笑)でも、正直ちょっとわかりにくいです・・・。
良いご縁をおつくりします。
というキャッチコピーに、線画で描いたような小さくて可愛らしい感じのあいあい傘。傘の上にはハートマーク。
ここまででは「うん?どういう意味だろう?何の広告?」と誰しも思うでしょう。デザオもそうでした。そして、ちょっと近づいていって、傘の下にはなんて書いてあるのかな?と見てみると・・・
貴社
阪急沿線の皆様
えーと?一瞬よくわかりません。
この広告を見ている自分は、今阪急電鉄に乗っているので、阪急沿線の皆様としてカウントされているのかな?貴社って誰よ?
ああ、貴社って、電車に乗っている乗客の人が勤めているか経営している会社のことね・・・。
あなたの会社が広告を出すと、阪急沿線の沿線のお客様と縁が出来ますよ~、それのお手伝いをしますねーという意味のレトリックですね。良縁とあいあい傘ですから、使用している色も優しいタッチでまとめていますね。
でもレトリックがちょっとめんどくさいです。また、あいあい傘とその下の文字、小さすぎます。
また、この広告の写メを撮ろうと何度も頑張ったのですが、どの角度から見ても、上の照明の反射が映り込んで、キレイに撮れません。つまり、よほど背の高い人が近くから見る角度でないと、ほとんどの乗客からは反射光なしで見れないのです。
残念!
ま、反射はデザイナーが計算できた話でもないでしょうから置いておくとして、このような主旨の広告を考えることを思えば、同情もしますよ。
だって、この広告枠、効果があるでしょ?と知らしめる広告をつくらないといけない。すごくバーが上がってしまいますよね。
あまり大きな文字で「広告募集!」と書くと、メッセージはダイレクトに伝わりますが、それでは阪急電鉄の交通広告はそんなに広告主が集まっていないのかと思われ、逆効果にもなりかねません。
過剰にインパクトを求めるのではなく、ほどほどに、素直に伝わり、効果をあげねばなりません。新人デザイナーには任せられない難しい表現アイデアが必要です。そこに同情します。
その「翔べイカロスの翼」のような絶妙なバランスの綱渡りは、個人的意見ですが、今回「これ、面白いんじゃない?」を狙いすぎましたよ。大滑りはしてないものの、ちょっとわかりにくかったと思います。
もうちょっとすっと頭に浸透する表現アイデアでも良かったのではないでしょうか?
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あなたの会社が広告を出すと、阪急沿線の沿線のお客様と縁が出来ますよ~、それのお手伝いをしますねーという意味のレトリックですね。良縁とあいあい傘ですから、使用している色も優しいタッチでまとめていますね。
でもレトリックがちょっとめんどくさいです。また、あいあい傘とその下の文字、小さすぎます。
また、この広告の写メを撮ろうと何度も頑張ったのですが、どの角度から見ても、上の照明の反射が映り込んで、キレイに撮れません。つまり、よほど背の高い人が近くから見る角度でないと、ほとんどの乗客からは反射光なしで見れないのです。
残念!
ま、反射はデザイナーが計算できた話でもないでしょうから置いておくとして、このような主旨の広告を考えることを思えば、同情もしますよ。
だって、この広告枠、効果があるでしょ?と知らしめる広告をつくらないといけない。すごくバーが上がってしまいますよね。
あまり大きな文字で「広告募集!」と書くと、メッセージはダイレクトに伝わりますが、それでは阪急電鉄の交通広告はそんなに広告主が集まっていないのかと思われ、逆効果にもなりかねません。
過剰にインパクトを求めるのではなく、ほどほどに、素直に伝わり、効果をあげねばなりません。新人デザイナーには任せられない難しい表現アイデアが必要です。そこに同情します。
その「翔べイカロスの翼」のような絶妙なバランスの綱渡りは、個人的意見ですが、今回「これ、面白いんじゃない?」を狙いすぎましたよ。大滑りはしてないものの、ちょっとわかりにくかったと思います。
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