【朗報】なぜかフォトショップにキャッチコピー提案機能が搭載!?MACさえ出来たらデザインもコピーライティングも心配なし!?
「MACが出来たらデザイナーになれるのに!」
そう思っている人、多いんじゃないでしょうか?最近は、MACでなくとも、Windows系でもデザインの仕事をしている人は多いので、どちらでもよいのですが、ここではMACで話をすすめますね。
「あーあ、MACで自分のイメージをひょいひょいとカタチにできたらなー!すぐポートフォリオ(作品集)を作ってデザイン会社に応募するのに。」よく聞く話です。
「MACが出来たら」というのは、WEBなら、アドビ システムズ(Adobe)のDream Weaver、Fireworks、Flash、などのソフトのことで、グラフィックデザインなら、Illustrator、Photoshop、InDesignなどのソフトのことです。
ここに大きな3つの壁が存在します。
1つ目の壁は、経済的な壁です。
MAC本体の価格も高いのに、この必須とも言えるAdobe社の各ソフトが、とっても高いのです。学生の就職希望者に限らず30代の転職希望のバリバリ会社員でさえ、もしこれらを一気に買おうとすると、尋常ではないダメージをこうむります。最近アドビは、クラウドサービスへ移行を加速していますので、支払方法も変わっていくでしょうが、貧乏学生に痛手であることは間違いありません。
また、MAC本体以外にも、プリンター、スキャナー、写真を撮影するためのそこそこいいカメラ、外付けハードディスク、USBメモリなどのメディアまで考えると、ひと財産になります。
2つ目の壁は、難度の高さという壁です。
パソコンに苦手意識を持っている人は多いです。私の子供時代からの友人でフリーのデザイナーをしているS君などは、90年代にMAC導入後、日々押し寄せるパソコントラブル、エラーメッセージ、やり方のわからないソフトに悪戦苦闘していました。そこで、「サルにもわかるマッキントッシュ」というガイド本を買って勉強したらしいのですが、ぜんぜんわからんと途方にくれてました。
その頃と違って、MACもソフトも劇的に進化し洗練されて、エラーメッセージの音でラップがうたえるほどの90年代とは事情が違いますが、それでも頑張ればなんとかなると、軽々しく言えないほど、ソフト操作方法の習得には、努力と根気が必要です。
3つ目の壁は、意外と見落とされがちな、「MACが出来たら、デザイナーになれる・・・わけじゃあない」という現実です。
MACは言わば高性能の<画材>であり、便利な<道具>です。しかし、どんなデザインが良いかを教えてくれるわけではありません。
AdobeのIllustratorがコンセプトを考えてくれますか?あるいは、Adobe Photoshopのメニューの中に、キャッチコピーを提案してくれる機能がありますか?ありません。この記事の冒頭の画像は合成してつくったものです、こんな風に、オススメのキャッチコピーとか出てきたら笑えますよね!(^o^)
英語を勉強した人が、就職希望で、「とにかく英語を使う仕事に就きたい」と言うと、就職カウンセラーや人生の先輩から、「英語はあくまで道具であって、何をしたいかが大事なんですよ」とさとされます。それと同じです。
たとえを変えると、楽器を演奏できるように必死に勉強したとしても、練習でやった誰かの曲を演奏できるだけです。じゃあ、デビューしたら、あなたのオリジナル曲をかいてくださいと言われて、はたと気づきます。どうやってオリジナル曲ってかくんだろう?
MACはあくまで道具ですから、それが使えることは素晴らしいことですが、本当に肝心なことは、ソフトが使えるようになることだけでなく、広告やグラフィックデザインの勉強をすることなんです。でも、1つ目の壁、2つ目の壁が、あまりに高く見えるために、3つ目の壁になかなか気づけないのですねー。
しかし、よーく考えると、1つ目と2つ目の壁は意外と簡単に解決できます。
1つ目の経済的な壁は、グラフィックデザイン志望の場合、ソフトはIllustratorとPhotoshop、周辺機器はA4プリンターがあれば、とりあえず大丈夫です。スキャナーもカメラもほしいですが、それは勉強しながらおいおい買い足せばよいのです。
2つ目の難度の壁も、上のIllustratorとPhotoshopに絞って勉強することで解決できます。この2つのソフトは連携して使うソフトなので、どちらかひとつだけではあまり意味がありません。2つで1セットとして使います。専門学校でもこの2つのソフトから習いはじめ、長く中心的役割を果たします。まずはこの2つのソフトでじっくり操作方法を学ぶといいです。
この2つの壁については、最初はここからスタートするのが正解です。あまりいっぺんにソフトをまとめ買いしても、習熟する間もなく、バージョンが古くなってしまい、触ってさえいないのに更新料がかかるという悲劇にあうだけです。実際にポートフォリオづくりでは、この2つのソフトがあれば、けっこう作品が増やせますよ。
ですから、3つ目の壁、「MACさえ出来たらデザイナーになれる」という勘違いを捨て去り、広告やグラフィックデザインの勉強をしなくちゃ!という意識を持つことが大切です。
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MAC本体の価格も高いのに、この必須とも言えるAdobe社の各ソフトが、とっても高いのです。学生の就職希望者に限らず30代の転職希望のバリバリ会社員でさえ、もしこれらを一気に買おうとすると、尋常ではないダメージをこうむります。最近アドビは、クラウドサービスへ移行を加速していますので、支払方法も変わっていくでしょうが、貧乏学生に痛手であることは間違いありません。
また、MAC本体以外にも、プリンター、スキャナー、写真を撮影するためのそこそこいいカメラ、外付けハードディスク、USBメモリなどのメディアまで考えると、ひと財産になります。
2つ目の壁は、難度の高さという壁です。
パソコンに苦手意識を持っている人は多いです。私の子供時代からの友人でフリーのデザイナーをしているS君などは、90年代にMAC導入後、日々押し寄せるパソコントラブル、エラーメッセージ、やり方のわからないソフトに悪戦苦闘していました。そこで、「サルにもわかるマッキントッシュ」というガイド本を買って勉強したらしいのですが、ぜんぜんわからんと途方にくれてました。
その頃と違って、MACもソフトも劇的に進化し洗練されて、エラーメッセージの音でラップがうたえるほどの90年代とは事情が違いますが、それでも頑張ればなんとかなると、軽々しく言えないほど、ソフト操作方法の習得には、努力と根気が必要です。
3つ目の壁は、意外と見落とされがちな、「MACが出来たら、デザイナーになれる・・・わけじゃあない」という現実です。
MACは言わば高性能の<画材>であり、便利な<道具>です。しかし、どんなデザインが良いかを教えてくれるわけではありません。
AdobeのIllustratorがコンセプトを考えてくれますか?あるいは、Adobe Photoshopのメニューの中に、キャッチコピーを提案してくれる機能がありますか?ありません。この記事の冒頭の画像は合成してつくったものです、こんな風に、オススメのキャッチコピーとか出てきたら笑えますよね!(^o^)
英語を勉強した人が、就職希望で、「とにかく英語を使う仕事に就きたい」と言うと、就職カウンセラーや人生の先輩から、「英語はあくまで道具であって、何をしたいかが大事なんですよ」とさとされます。それと同じです。
たとえを変えると、楽器を演奏できるように必死に勉強したとしても、練習でやった誰かの曲を演奏できるだけです。じゃあ、デビューしたら、あなたのオリジナル曲をかいてくださいと言われて、はたと気づきます。どうやってオリジナル曲ってかくんだろう?
MACはあくまで道具ですから、それが使えることは素晴らしいことですが、本当に肝心なことは、ソフトが使えるようになることだけでなく、広告やグラフィックデザインの勉強をすることなんです。でも、1つ目の壁、2つ目の壁が、あまりに高く見えるために、3つ目の壁になかなか気づけないのですねー。
しかし、よーく考えると、1つ目と2つ目の壁は意外と簡単に解決できます。
1つ目の経済的な壁は、グラフィックデザイン志望の場合、ソフトはIllustratorとPhotoshop、周辺機器はA4プリンターがあれば、とりあえず大丈夫です。スキャナーもカメラもほしいですが、それは勉強しながらおいおい買い足せばよいのです。
2つ目の難度の壁も、上のIllustratorとPhotoshopに絞って勉強することで解決できます。この2つのソフトは連携して使うソフトなので、どちらかひとつだけではあまり意味がありません。2つで1セットとして使います。専門学校でもこの2つのソフトから習いはじめ、長く中心的役割を果たします。まずはこの2つのソフトでじっくり操作方法を学ぶといいです。
この2つの壁については、最初はここからスタートするのが正解です。あまりいっぺんにソフトをまとめ買いしても、習熟する間もなく、バージョンが古くなってしまい、触ってさえいないのに更新料がかかるという悲劇にあうだけです。実際にポートフォリオづくりでは、この2つのソフトがあれば、けっこう作品が増やせますよ。
ですから、3つ目の壁、「MACさえ出来たらデザイナーになれる」という勘違いを捨て去り、広告やグラフィックデザインの勉強をしなくちゃ!という意識を持つことが大切です。
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| デザインの基本(考え方編) | 18:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑