HEP FIVEの広告がたまらなくダサい!ぶどう編
え!?まだ続くの?辛辣なHEP FIVE広告の批評?
はい、もうひとつだけあるんですよ。これもこれからデザイナーになろうとする若い学生さんや、企業内でデザインに悩んでいる人たちのためです。許してください!
ちょっとピンぼけの画像で恐縮ですが、これは2011年9月、阪急うめだ駅構内のHEP FIVEのポスターです。デザオが、ブログを書こうなどと考えもしていない3年前に「この広告、どうなの?」と、この写メを撮っていたことを考えてみてください。すでにかなりの問題意識を持っていたのです(笑)
キャッチコピー → 粒ぞろいのアキ。
メインビジュアルは、服の形をしたぶどうです。
一昨日と昨日の記事を読んでくださった方には、もう多くを語らなくてもデザオが言いたいことはわかってもらえると思います!根が優しいので、あんまり厳しいことは言いたくないのですが・・・。
そうです、そんなにメッセージ性もない浅いキャッチコピーに、メインビジュアルを無理に合わせる「だけ」のポスターです。←ひええぇぇぇ・・・(^_^;)
これが2011年ですから、このように、違う意味でトーン&マナーに一貫性のあるHEP FIVEのポスターですが、デザインの勉強をしている方は反面教師にしてほしいと思います。
インパクトはあるけど、お洒落だなーとか、ステキだな―と思えない広告が、まさにこれです。
ぶどうの形が洋服になっていて、一応、メンズとレディスになっています。やはり、HEP FIVEにはメンズブランドもレディスブランドもありますから、その辺を意識されたのでしょう。
でも、それだけです。←(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ここまでビジュアルが後付けだと、もしかして広告の制作予算が極端に少ないので、モデルを使った撮影ができないんじゃないかと思いますよね。だから仕方なく、フォトショップでちょいちょいとできるビジュアルアイデアの範囲で、何とかインパクトを出したいと、ダジャレインパクト主義に陥っているんじゃないかと・・・。
わ、わかった・・・。今日までの3回の記事で、デザオさんが言いたいことは良くわかったよ。じゃあ、もしデザオさんならどうすればいいというの?
もしそう問われたら、おこがましいことを言うつもりもありませんが、少なくともHEP FIVEの広告は「ファッション広告」になっていないといけないのではないでしょうか?その年やそのシーズンのファッション動向、トレンド、テナントに入っている一番人気のブランドも意識すべきではないでしょうか。
HEP FIVEの広告は、何度も言うようですが、ビジュアルだけでなく、コピーも浅いのです。アイデアが去年だろうと、来年だろうと、いつでも言えるやん!というようなダジャレアイデアばかりなんですよ。
でも少なくともファッションテナントビルなんでしょ?若い子たちが服を買ったり、デートをしたりできる場所なんでしょ?じゃあ、今の気分とか、何が新しいと感じるのか、とかの感性がとっても大事なことじゃないですか?
若者らしくハメをはずすことを肯定したビジュアルでもメッセージでもいいから、新しい世代の台頭を感じさせて、HEP FIVEで服を買うことがカッコイイという気分をつくりあげることを目指すべきではないでしょうかねー。
つまり、ハメをはずすというのは、インパクトがあれば、ブタの貯金箱でも、たい焼きでも、江頭2:50でも、何でもいいのではなく、百貨店や個々のブランドだけではできない、HEP FIVEのファッション価値を提示するということです。
そこまで大上段な方向転換を目指す、新しいアド・コミュニケーションは、ひとつの広告だけで形成するのは難しいものです。
ですが、それこそ、阪急グループ力を活かしたトーン&マナー変更によるブランディングをどこまで意識するかです。やる気になれば、3年もあれば消費者に変化を感じさせることはできると思いますよ。
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ぶどうの形が洋服になっていて、一応、メンズとレディスになっています。やはり、HEP FIVEにはメンズブランドもレディスブランドもありますから、その辺を意識されたのでしょう。
でも、それだけです。←(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ここまでビジュアルが後付けだと、もしかして広告の制作予算が極端に少ないので、モデルを使った撮影ができないんじゃないかと思いますよね。だから仕方なく、フォトショップでちょいちょいとできるビジュアルアイデアの範囲で、何とかインパクトを出したいと、ダジャレインパクト主義に陥っているんじゃないかと・・・。
わ、わかった・・・。今日までの3回の記事で、デザオさんが言いたいことは良くわかったよ。じゃあ、もしデザオさんならどうすればいいというの?
もしそう問われたら、おこがましいことを言うつもりもありませんが、少なくともHEP FIVEの広告は「ファッション広告」になっていないといけないのではないでしょうか?その年やそのシーズンのファッション動向、トレンド、テナントに入っている一番人気のブランドも意識すべきではないでしょうか。
HEP FIVEの広告は、何度も言うようですが、ビジュアルだけでなく、コピーも浅いのです。アイデアが去年だろうと、来年だろうと、いつでも言えるやん!というようなダジャレアイデアばかりなんですよ。
でも少なくともファッションテナントビルなんでしょ?若い子たちが服を買ったり、デートをしたりできる場所なんでしょ?じゃあ、今の気分とか、何が新しいと感じるのか、とかの感性がとっても大事なことじゃないですか?
若者らしくハメをはずすことを肯定したビジュアルでもメッセージでもいいから、新しい世代の台頭を感じさせて、HEP FIVEで服を買うことがカッコイイという気分をつくりあげることを目指すべきではないでしょうかねー。
つまり、ハメをはずすというのは、インパクトがあれば、ブタの貯金箱でも、たい焼きでも、江頭2:50でも、何でもいいのではなく、百貨店や個々のブランドだけではできない、HEP FIVEのファッション価値を提示するということです。
そこまで大上段な方向転換を目指す、新しいアド・コミュニケーションは、ひとつの広告だけで形成するのは難しいものです。
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