グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

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IKEAのカタログ2015が届いたので、車内吊りとの整合性を考えてみる!

20140918-0.jpg 

先週9月10日の記事で、IKEAの車内吊り広告にツッコミをいれました。まだ読んでいない方は、ぜひこちらの記事から読んでくださいね!→(おもろそうで、おもろない。「IKEAのカタログ 2015 もうすぐ登場」の車内吊りワイドポスター)

実はその直後に、郵便受けに入っていたIKEAのカタログを見た時には、ちょっとドキっとしました。これもぜひチェックしてねー!と言われているような気がして・・・(^_^;)上の画像がそのカタログの表紙です。

これは話を完結させる意味でも、実際のカタログを見てどうだったかをブログで書かざるを得ない!←この勝手な使命感(笑)さむ~。

というわけで、勝手に分析開始!


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まずは表紙と裏表紙です。ページものを扱うデザイナーや印刷さんが表1と表4と呼ぶページです。まず目を引いたのは、表紙のキャッチコピーの最後にある「場所」という言葉です。これは車内吊りポスターと連動しています。再度、車内吊りの画像をUPします。

20140910.jpg 

これです。コピーは、
女性側:これが私の「誰よりも大切な自分とじっくり向き合えそう」な場所。
男性側:これが私の「誰よりも愛する妻とゆっくり向き合えそう」な場所。
リードコピー:あなたの特別な場所は、どのページ? IKEA カタログ2015 まもなく登場! (IKEAロゴ)(IKEAのURL)

となっていますから、カタログも連動して、「今日をステキに始める場所」と「場所」を使っていることを見て安心しました。裏表紙も「今日をステキに終える場所」となっています。うんうん、コピーがいいかどうかは別として連動は出来てますね!

ページをめくってみました。

20140918-2.jpg 

カタログの大テーマのような見開きページですね。「今日をステキに始めるために」か。。。さすがにここまで「場所」を引っ張るのはくどいと判断したのかな?ちょっとコピー部分を拡大してみましょう。

20140918-3.jpg 

ちょっと長いですね・・・。誠に僭越ながら、最初の8行のコピー、誰も読まないでしょう。また読んでも大テーマに相当するようなたいしたことを言っていないのです。

さらに、二段落目の冒頭を見て、デザオはちょっと驚きました。

「今年イケアは家の中でもっとも重要な2つのエリア、ベッドルームとバスルームにフォーカスします。・・・」


ええっ!?そうなの!?

それなのに、車内吊り広告で、若夫婦が持っているカタログは、ベッドルームとベッドルームです。なんで??ベッドルームとバスルームにフォーカスするなら、カタログの広告である車内吊りポスターにも、その重点ポイントが反映されていないとおかしいですよね?

もしかして、同じ場所なのに、夫婦の考えていることが違うというアイデアを使うことを優先して、バスルームはアピールしなくてもいいんじゃない?となったのでしょうか?不思議です。。。

さらにページをめくってみましょう。

目次とNewアイテムの紹介ページが何ページがあった後、順当にベッドルームの中扉の見開きページがありました。そしてそれに続いて、もうちょっとイメージ寄りのページがあって、ここのコピーでは「場所」の連動をしています。

20140918-4.jpg 20140918-5.jpg 

ここでもベッドルームのボディコピーがけっこうな文字量であります。10行もあります。長いでしょ?読んでみるとわかるように、ここも大した内容を書いていません。お客様の立場で見ても、まったくどうでもいいというか、心に届く情報がありません。

また画像を拡大して見てもらえればわかるように、太めのゴシックで行間も狭く、読ませるレイアウトではありません。ページものの構成の中で、中扉だからそれらしいボディコピーを放り込んでおこうという感じです。

イメージページも写真はとてもいいのですが、コピーが無くてもいいくらい死んでますね。

「ベッドは体を休める場所。そして、心が休まる場所。」

知ってるわ。

次の中扉を探すと、ちゃんとバスルームが来ています。そして、それに続くイメージページです

20140918-6.jpg 20140918-7.jpg 

しかしここでもボディコピーは、内容が希薄で、無駄に長いです。イメージページはやはり写真は上手いのに、コピーが死んでます。

「ひとりだけのバスルーム?家族みんなのバスルーム?」

なんじゃそれ。

まとめ

カタログの写真はきれいです。海外で撮影されているようなので、しっかりディレクションされているのでしょう。しかしそれを使って日本語のコピーでエディトリアルデザインにするときに、上手くやっていないと思いますよー。

特にコピーの内容の空虚さは目を覆いたくなるほどです。写真の美しさだけでも持ちそうなものに、あえてコピーを入れるなら、写真と同じレベルのセンス良いコピーを少なめに入れるか、思い切って割愛するかすれば、良かったのではないでしょうか?

いつものことながら、これを担当したデザイナーとコピーライターさん、ごめんなさい。あくまで個人の意見ですから大目に見てください!(^_^;)

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