ブランディングとは?→つまり、ブランド + ING まさにこれ!で覚えておこう!
前回、前々回と、C.I絡みの話をしてきました。そうなると、C.Iの流れで登場する「ブランディング」に触れないわけにはいきませんねー。でも「ブランディング」を語る前に、ブランドとは何かを、超カンタンに復習しましょう!
ブランド(brand)
ブランドはもともと、自分の家畜に押す焼印のことです。他者の家畜と区別し、盗まれることを防ぐ効果があったのでしょう。その焼印が「識別のための印」の意味になり、商標やマークも同じ機能を持つものとしてブランドと呼ばれるようになりました。
本来、ある店が提供する商品に付いているロゴやマークなどは、商品の付属物ですが、商品のクオリティが常に高いと、そのマークがついていることで、客は信頼を寄せ、安心して商品を購入することができるようになります。ひいては、その信頼を武器にして、店はより高く値段設定ができるようになり、競争力がつきます。これがブランド力です。
じゃあ、ブランディングは・・・?
ブランディング(branding)
そのブランドに、進行形のINGがついた言葉です。まさにそのイメージのままの意味だと言えます。つまり「ブランドしていく」です(^o^) あえて日本語の語感でわかりやすくすると、「ブランドを育てていく」「ブランドを作っていく」という意味です。カンタンでしょ?
C.Iとブランディング
C.Iは80年代を中心にブームと言えるほど活況を呈していました。たくさんの企業がC.I活動に注目して投資をしました。当時の日本はバブル経済まっただ中ということもあり、デザイン会社は、C.Iを進めることでけっこういいギャラを取れたことは間違いありません。←いいなぁ~(^o^)
しかしその後、C.I活動への反省もありました。C.Iは企業の中の理念の大切さを広く啓蒙したり、コーポレートイメージというものへの関心を高める効果はおおいにあったのですが、どちらかというと企業内部の自己満足に終わることが多かったのです。
イメージはかっこ良くなったかもしれないけど、売上げはそんなに伸びない、変わらない。あんなにコストをかけてロゴデザインを変更し、それにともなって、看板やら、店舗デザイン、カタログ、パンフレット、あらゆるものをリニューアルしたのに・・・。というわけです。
それに対して、90年代に広まったブランディングは、もっと直接、消費者の受け取るブランドイメージを向上させることで、企業の利益に結び付けられるのではないかという発想です。C.I活動がどちらかというと、企業の独自性をはっきりさせて、競合他社との「差別化」を重視したのに対して、ブランディングは、消費者に、共通した良いイメージを持ってもらうための活動です。
ブランディングはデザイナーの仕事なのか!?
専門学校の学生さんに、C.Iやブランディング、マーケティングの授業をするのは、実はデザオにとって冒険です。大学のような小難しい話に思えるだろうし、それを知ってデザイナーに何の役に立つの?と思われそうなことは想像に難くありませんね(笑)
だからあまり長い時間を省かないようにしながら、ひとつひとつの話をデザインに結びつけながら、注意深く話します。それでもやっぱり白目剥いてフラフラしはじめる生徒さんがいます。そろそろ限界か!?
ブランディングはデザイナーと関係あるのか?知っておくべき話なのか!?それはまた次回に~。
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そのブランドに、進行形のINGがついた言葉です。まさにそのイメージのままの意味だと言えます。つまり「ブランドしていく」です(^o^) あえて日本語の語感でわかりやすくすると、「ブランドを育てていく」「ブランドを作っていく」という意味です。カンタンでしょ?
C.Iとブランディング
C.Iは80年代を中心にブームと言えるほど活況を呈していました。たくさんの企業がC.I活動に注目して投資をしました。当時の日本はバブル経済まっただ中ということもあり、デザイン会社は、C.Iを進めることでけっこういいギャラを取れたことは間違いありません。←いいなぁ~(^o^)
しかしその後、C.I活動への反省もありました。C.Iは企業の中の理念の大切さを広く啓蒙したり、コーポレートイメージというものへの関心を高める効果はおおいにあったのですが、どちらかというと企業内部の自己満足に終わることが多かったのです。
イメージはかっこ良くなったかもしれないけど、売上げはそんなに伸びない、変わらない。あんなにコストをかけてロゴデザインを変更し、それにともなって、看板やら、店舗デザイン、カタログ、パンフレット、あらゆるものをリニューアルしたのに・・・。というわけです。
それに対して、90年代に広まったブランディングは、もっと直接、消費者の受け取るブランドイメージを向上させることで、企業の利益に結び付けられるのではないかという発想です。C.I活動がどちらかというと、企業の独自性をはっきりさせて、競合他社との「差別化」を重視したのに対して、ブランディングは、消費者に、共通した良いイメージを持ってもらうための活動です。
ブランディングはデザイナーの仕事なのか!?
専門学校の学生さんに、C.Iやブランディング、マーケティングの授業をするのは、実はデザオにとって冒険です。大学のような小難しい話に思えるだろうし、それを知ってデザイナーに何の役に立つの?と思われそうなことは想像に難くありませんね(笑)
だからあまり長い時間を省かないようにしながら、ひとつひとつの話をデザインに結びつけながら、注意深く話します。それでもやっぱり白目剥いてフラフラしはじめる生徒さんがいます。そろそろ限界か!?
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| デザインの基本(考え方編) | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑