これね、ある意味めちゃくちゃ大事なデザイン概論を、「要る?」なんて言っちゃうと、また「デザインの歴史、伝統、背景を知らずしてデザイナーになる若者が増えて困る!」なんて、怒り出すひとがいるんですよ。でもね、大事だ、大事じゃない、で言っちゃうと実は世の中大事なことばっかりなんですよ(笑)
でも、物事には優先順位というものがあって、コースによっちゃあ、授業回数も限られているんです。美大で4年やるならいいかもしれないけど、就活や転職に焦る若者は2,3ヶ月先に勝負をかけていることもあるんですよ。そんな、関ヶ原にみんなもう集まってるのに、「上田城攻略が先だ!今度こそ真田に一泡吹かせてやる」みたいな話されても、「今、そこ要ります?」って感じです。←わからん、わからん。
それでね、学校のスタッフさんにきいたんですよ、「これまでは、どんな授業だったんですか?生徒の反応は?」って。そしたら、おじいちゃん先生じゃないものの、やっぱりかた苦しい内容で、眠たくなると不人気のようなんです。生徒の反応がよくない、不人気だ。そう聞くと、デザオの悪いクセが起こってしまうのです。敬遠されそうな授業の話を聞くと、「じゃあ、こうしたら面白くなるんじゃないか?」とか、授業プランのリ・デザイン考えはじめちゃうんですよ(笑)めんどくさい方へ舵を切るというか何というか・・・。
思い起こせば、はるか昔。初めてとある専門学校の授業をすることになったときも、「コンセプトを教える大事な授業なんですが、前回までとにかく人気がなくて・・・」と相談されたことがきっかけでした。「えっ??コンセプトの授業が?いちばん面白いところなのに・・・もったいない。こうしたら面白くなるんじゃないですか?」→「じゃあ、一度ぜひやってみてもらえませんか?」そんな感じでした。
なのでこのときも、デザオから見て多すぎる「デザイン概論」の授業日程をたった2回に減らす提案をして、講師を受けることにしたのです。授業名の「デザイン概論」もやわらかく変更することを提案しましたが、もうパンフレットが印刷されているということで無理でした。そこで、じゃあせめてと、サブタイトルを好きにやらせてもらうことにしました。
1回目は、「デザインってどういう意味?」。2回目は、「美術年表をつくろう!」です。美術年表のことは機会があればまたいつか取り上げたいんですが、ここでご紹介したいのはやはり基本中の基本に相当する、「デザインってどういう意味?」です。
続きは次回の講釈で!
(はい、ここで
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