グラフィックデザインの雨音

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修成建設専門学校の広告③ かさねる

かさねる 

今回も、修成建設専門学校の電飾看板のシリーズ広告をとりあげて、勝手に語る第3回です。

今回のメインビジュアルは、小さく黒っぽい木片を高く積み重ねたものを下からアオリで撮影したものです。1回目と2回目のメインビジュアル「めざし」や「ロープ」より少しストレートに建設業界っぽいモチーフですね。キャッチコピーは「かさねる」です。

(コピーの内容)
かさねる

「いま」は一瞬。しかし、たしかに残るもの。

歴史は、日常が積み重なったもの。
毎日の時間はすぐに過ぎさり、早送りも巻きもどしもできない。
ただ、目のまえにある「この瞬間」と向き合うことはできる。
「いま」をどう積むかで、未来が決まる。

建設業界のスペシャリストをめざせ!
修成建設専門学校


さぁ、読者の皆さんの感想はいかがでしょう?

デザオはまたしても、サブキャッチに違和感を覚えました。積み木を横目に見ながらのキャッチコピー「かさねる」はいいとしても、『「いま」は一瞬。しかし、たしかに残るもの。』は、わかりにくいですよね。

この積み木の写真で『「いま」は一瞬。』っていうのもどういう意味?いまは良くてもすぐ崩れるよっていうこと?と思うし、この積み木で「たしかに残るもの。」も、いやいや、指でちょんってつつくだけで倒れそうやん!(笑)たしかとちゃうやん!と思ってしまいます。

実は、このサブキャッチコピーは、そのあとの4行のまとめになっているんですけど、広告を見る人はキャッチ→サブキャッチ→ボディコピーという順番で読みますので、サブキャッチの時点では、それがわからないわけです。

最後まで読めばわかるという理屈もありますが、最後まで読んでも違和感がぬぐえないのは、やはりメインビジュアルの積み木とコピーとのマッチングです。

それは「たしかに残るもの」の部分です。「たしかに残るもの」の主語は、「いま」です。要は、「目の前の一瞬一瞬を、どう積み重ねるかで、未来は決まるよ。早送りも巻きもどしも出来ないよ」と諭しています。その内容はいいんです。

でも、『目のまえの「この瞬間」と向き合うことを続けて、「いま」を積み重ねて、たしかに残る未来が決まるんだ』、と言いたいはずなのに、それがこの今にも倒れそうなひょろながい積み木ではおかしくないですか?

もっとガッシリした積み木のイメージなら矛盾も感じないし、今のままのコピーでもいいですよ。でも、こんな危なっかしい積み木をメインビジュアルにするなら、コピーもおのずと「たしかに残る」なんて表現は使いにくくなるはずです。「たしかに残る」よりも「高いところに届く」ということに価値をおけば、この写真も活きるというものです。

てなわけで、デザオ独自の判断基準にもとづいて、この積み木の写真でも成立するように、コピーを勝手に修正!

かさねる

真剣なひとつひとつで、高みを目指す。

毎日の時間は、早送りも巻き戻しもできない小さな時間だ。
でも、目のまえにある「この瞬間」と真剣に向き合うことはできる。
「いま」という時間をどう積み上げていくかで、未来が決まる。
小さなことをかさねていって、驚くほどの高みを目指す。
それがスペシャリストと呼ばれる人たちだ。

建設業界のスペシャリストをめざせ!
修成建設専門学校


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