グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

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緊張のプレゼンテーションが、学生を本物のデザイナーに変える!?

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専門学校では、たまにですが、企業や自治体などに実際の制作課題をもらって、学生たちがそれらをデザインすることに挑戦します。これがいかに学生さんたちを成長させるか。本当に、驚くべきものなんですよ。

講師が実習用に考案する課題と違って、企業などから出される課題は、現実面の問題が多く含まれます。載せる文字情報も一語一句間違いは許されませんし、コンセプト(意図)からズレてもいけません。オリジナルデザインでないといけないし、作品のクオリティも、「まだ若いから」などは、言い訳になりません。

そしてデザオから見て、何よりもためになっているなーと感じるのは、緊張のプレゼンテーションです。

プレゼンテーションは短時間に多くの学生が効率良くプレゼンテーションするために、ひとりひとりはどうしても短時間になるのですが、それでも、プレゼンテーションの仕方などを授業で学んだ上で、話す内容を事前に準備し、カンプやラフを複数作成し、コンセプトシートなどの補足資料も用意します。

準備をきっちりとやらせ、プレゼンテーション時の机の配置なども変え、企業の担当者や責任者の方を教室にお迎えします。服装もふだんのジーパンやパーカーなどではなく、仕事のプレゼンをするための少しカッチリした服装でこさせます。

お膳立て(プレゼン順や時間制限を設定)をして、セレモニー的な段取りを重視します。オーバーにも思えるお膳立ては、プレゼンテーションをするときの真面目な態度や言葉遣い、真剣な取り組みをぶつける上での真摯な気持ちを引き出す狙いです。

初めは、慣れた教室に知らない企業の人がゲストで来るだけくらいに思っていた生徒も、プレゼンの本番日が近づくにつれて、じょじょに緊張感が高まってきます。当日のプレゼン前の朝などは、休憩時間もみんな押し黙って、ノートに書いたカンペを一所懸命に覚えています。

プレゼンのときも、通常の授業時には見られないほど緊張して、言いよどんだり、噛んだり、覚えてきたことを忘れてあたふたしてしまったりと、動揺が誰の目にも明らかです。

デザオなど、プレゼンテーションの日には何も準備もないし、プレゼン中にも何もしないのですが、親心とでも言うのでしょうか?心のなかで、この子はちゃんとやれるだろうか?大丈夫だろうかと心配し、「ガンバレ、ガンバレ。最後までしっかり!」と緊張して見ていますから、プレゼン終了後は、いつもクッタクタに疲れてしまいます(笑)

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| デザインの基本(考え方編) | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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