グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

2014年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年02月

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キリン缶チューハイ 本搾り 商品写真を逆さま、は面白い!けど、何かが釈然としない。。。

キリン本搾り1 
さぁ、今日も独断と偏見にもとづいて、好き勝手に世の広告に突っ込みをいれていきますよ~!

車内吊りB3ワイド版のポスターは、キリンの缶チューハイ「本搾り」のポスターです。広告の顔に起用されているのは、大沢たかおさんです。よくあることですが、TVCMがあって、その1カットを使ってポスターも制作といった感じなんでしょうか。

記憶に残らない月並みなキャッチコピーは置いといて(←コラコラコラ!(・_・;))、注目したいのは、商品写真が逆さまだと言うことです。これはけっこう大変なことです。まず広告の中での商品パッケージ写真の重要性から説明しましょう!

一般消費者がスーパーマーケットの地下食料品売場で購入するような食品や飲料の広告では普通、商品名と同時に、商品パッケージの写真をはっきりと掲載します。

専門学校の学生さんは、はじめて広告をつくる課題のときに、商品の写真を載せるということ自体を忘れがちです。しかし、「広告にもし商品パッケージの写真がなかったら、お客さんは、食料品の並ぶ地下食料品売場で、どの商品を手にとったらいいかわかりますか?」と学生さんに質問してみると、「あ、それもそうですね」とその必要性に気づいてくれます。

TVCMや広告で商品の「顔」を見ているからこそ、曖昧でも記憶してもらえて、売場で「あっ、広告やってた商品だ・・・」となるわけですもんね。

それが基本なわけですが、このキリン「本搾り」は、その商品のラベルデザインを真っ逆さまにして、しかもドーンと大きくレイアウトしています。

普通、クライアント企業は自社商品のラベルデザインを一所懸命考えて作っているのに、それを販売促進するときに写真を逆さまにしてしまうということは、スーパーマーケットなどの店頭で、お客さんが商品の顔を覚えてくれていないという懸念もあるわけです。せっかくの広告効果が薄れるんじゃないか?そのように心配されるでしょう。

それを、おそらく「この商品の特徴をアピールするため」と提案、説得して、実行した広告代理店は、思い切った見せ方を実施したという意味で高く評価できますよー!

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| 雑記 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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