こんなんでましたけど~。あ、間違えた。こんなんですけど~。どーです?
まぁ、緑のテープで囲まれた「↑京阪電車」は許しましょう。デザインはともかく、地下鉄から京阪電車に乗り換える乗客にとっては、「ああ、京阪乗り換えはこっちだな」とすぐわかるのですから必要ですもんねー。
しかーし!この一見問題無しのような乗り換え案内にも、めんどくさいことがあるんです。
縦に大きく書かれた「↑京阪電車」の下に、「京阪電車中之島線 なにわ橋駅 26番出口」と書かれた白い小さな貼り紙があります。
あれ?っと思いますよね。さっき言いましたように、ここは地下駅である京阪電車 北浜駅とT字に接する乗換駅です。なにわ橋駅?そうなんです。大阪中之島界隈の地理に詳しい方ならご存知のように近年開通した京阪中之島線は、北浜の1駅東の天満橋駅から始まり、西へ進むに連れ京阪本線からじょじょに北へはずれていきます。
なにわ橋駅は天満橋駅から西へ1駅目。北浜駅も天満橋駅から西へ1駅目。両線は徐々に離れていくと言っても、直線距離は約100m(!)北浜駅となにわ橋駅はまさに徒歩1、2分しか離れていないのです。
北浜駅周辺(赤い丸が冒頭のエスカレーターのあるあたりです)
ここを乗り換える乗客は少ないでしょうけど、十分乗り換えられる距離なわけです。ただ、川を挟んでいるために地下街で接続していないので、乗り換えようと思うといったん地上に上がり、橋を渡り、再び地下深い中之島線ホームまでくだるのです。
だから、この小さな貼り紙も、京阪北浜駅への乗り換えとは違い、もっと小さな需要であるはずの京阪なにわ橋駅への乗り換え案内も小さくしたんでしょうね!さっすが!ニーズの違いで貼り紙の大きさを変えるというハイテクニック!
そして、北浜駅への案内と出口案内を兼ねた荘厳な昭和テイスト出口案内!
「京阪電車」が赤、「京阪」が青、「北浜駅」がピンクと、十三ミュージックを思わせる色使い!お見事!
また注意事項の貼り紙も、ぜんぶ突っ込んだら、三日間はかかりそうな自由奔放さです。以前にも指摘した、「エスカレーター」と「エスカレータ」の混在はこの駅でも起こっています。いろいろ突っ込みたい中から抑制的に、目立つものだけをご紹介!
ひとつはこの注意書きです。
平体かけまくりで、読みにくさ満開です。本当に注意してほしいなら、まず読んでもらえるような字で書いてください。
そして、この同じ壁には、この「平体かけまくり」を含め、下のようないろんなタイプの注意書きがあるわけです。
エスカレーターに乗る人が壁を見て、どれから順番に見ればいいんですか?どれが一番大事なんですか?わかりにくすぎるでしょ?それぞれの貼り紙のタイトルである、「危険」「―ご注意―」「―お願い―」「ご注意!」にも、どんな差があるのか、だんだんわからなくなってきましたよ。
もし冬場にロングスカートを履いた女性がマフラーをしてキャリーバッグを持ち、お子様を連れながらここに来たら、緊張してエスカレーターに乗れませんね(笑)
また、「エスカレーターの上を歩かないで下さい。」の貼り紙が、やたら多いんです。
これもまた、大小いろいろと・・・。こんなに要らんでしょ?これがもし一休さんなら、どうどうと真ん中を歩いて行くところですよ!あれ?あれは違うか・・・(笑)
しかし、なんで乗る前の壁に1枚貼ってあるのに、乗り際に2枚、乗ってから2枚、そして実は降り際にも1枚、と怨霊退散のおふだのように同じ注意書きを何度も見せられないといけないんですか?
いつも口をすっぱくして言ってますが、
美観の問題ってもんがあるでしょ!まったくねぇ・・・。大阪市交通局の方には、都市景観の主要な一翼を担っているという自覚を持ってほしいですよ。。。
いや、ほんまに、なんとかならんのかい!
↓FC2ブログランキング、にほんブログ村、人気ランキングに参加しました。
それぞれ1クリックしてくださるとデザオとっても嬉しいですオー!よろしくお願いします!
にほんブログ村
デザイン・アート ブログランキングへ