グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

2014年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年12月

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ダイアグラム ときに複雑で精緻なグラフィックデザインで「見る楽しさ」を作り出す!

 ダイアグラム2 
日清食品チキンラーメン50周年 新聞15段 「プロのデザインルール6 ダイアグラム編」より

は~い!昨日、少し予告しましたダイアグラム(diagram-Wikipedia)のお話です。ダイアグラムとは、情報を2次元で図表化したもので、グラフ、チャート、マップ、図解などの総称です。

「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する」は、探偵ナイトスクープの決まり文句ですが、ダイアグラムは「究明する」のではなく「図表」にするわけです。えっ?謎や疑問を?←まぁ、そう細かいことはいいじゃないですか~f^_^;)

グラフィックデザインの分野では、複雑化する情報をいかにしてわかりやすく伝えるかという意味で考えると、インフォグラフィック(infographics-Wkipedia)の一種とも言えるかもしれません。

インフォグラフィックはまた機会をあらためてご紹介するとして、ダイアグラムは、昔からあったものの、近年とてもデザイナーのあいだでも特殊な表現が必要になる対象として、注目度が高まっているようにも感じます。

特に都市部では、駅構内図、路線図、道案内図、百貨店やショッピングセンターなどの施設の館内案内図(フロアガイド)など、パネルやパンフレットでの需要が大きく、そのほか出版系でも、図解によるわかりやすい説明が期待されることが多くなりました。

もともと、小さなショップカードや名刺でさえ、地図をデザインして入れる機会のあるデザイナーにとっては、基本とも言える対象ですが、複雑になると時間もかかる手強い相手です。

好例を見るには、この本・・・

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| デザインの基本(実践編) | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「のりかえ便利マップ」は主婦のアイデアと努力で誕生した!情報を伝えるダイアグラム

乗降位置案内2 乗降位置案内

「グラフィックデザインの雨音」では、グラフィックデザイナー志望者&初心者に「役立つ」「勉強になる」情報を提供しようと、崇高な理念をかかげながら、デザオのしょーもない独り言とアホな話題を織り交ぜて読者を呆れさせることも、多々あるわけです。

でも、今日はデザイナーらしいトリビア(※雑学的な豆知識)として、本来の主旨にかなう情報だと思いますよ!(^o^)←ほんとかよ

乗降位置案内3
 

「のりかえ便利マップ」です。

冒頭の画像は、大阪市営地下鉄の駅ホームに貼られている「乗降位置案内」です。名前は違いますが、いずれも同じスタイルの駅情報案内で、

「何両目に乗れば、降りる駅で、目指す出口やエスカレーター、エレベーターなどに近いか」

が、ひと目でわかる図です。大阪市営地下鉄のものは、どこの会社が作成しているのか知りませんが、このスタイルの図を元々考案し、苦労して鉄道会社に売り込んだのは、東京在住の主婦 福井泰代さん(当時39)だというのは、実はテレビなどでも紹介されている有名な話です。

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| デザインの基本(考え方編) | 21:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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見よ!この美しい写真を。高橋 榮 追悼展覧会 + 榮さんを送る集いを訪れて。

sakae10.jpg

昨夜は、いろんな事を思い出した夜でした。

関西を拠点に活躍された日本の代表するフォトグラファーのひとり、高橋 榮(たかはし さかえ)さんが本年9月急逝されました。昨晩はご友人や仕事仲間、故人と縁のあった方々が集う「高橋 榮 追悼展覧会 + 榮さんを送る集い」が、大阪・中之島バンクスでありました。

簡単なご紹介は、このプレートの写真にてかえさせて頂くとしましょう。
※ちなみに正式なお名前の漢字はこの画像のような文字です。本記事ではネット環境事情を踏まえ「高」「橋」の字を略させて頂きました。

sakae15.jpg
 

晩年に至るまで、決して古さや衰えを感じさせないキレと迫力のある写真。いったい、どうなってるんでしょう?グラ雨読者の方に、会場風景と展示作品のスナップをいくつかご紹介します。

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| デザインワークご紹介 | 22:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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刑務所の怪談 刑務官の日常が垣間見えるリアルな事件簿

刑務所の怪談 

デザインの仕事をしていると、自分では想像もつかなかった仕事のご縁をいただくこともあるんです。この「元刑務官が体験した怪奇事件簿 刑務所の怪談」坂本敏夫著(PHP研究所刊)もそんな仕事のひとつでした。

最近は、怖い動画番組の影響か、YouTubeでの怪談話も人気のようですが、はじめお話を聞いたときには、そのような、いかにも怖がらせようとする「良くできた」怪談話が並ぶような本なのかなと思いました。

しかし意外にも、元刑務官の著者、坂本敏夫氏が本当に体験したドキュメンタリーに近い内容の本でした。ことさらに怖がらせようとすることもなく、あった出来事を淡々と語るような文調は、かえって事の恐ろしさをじわじわと感じさせます。

坂本敏夫氏に取材したところでは・・・

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モンゴル生まれの乳酸菌 LP432 イケてそうでイケてない微妙な仕上がり 

Evernote Camera Roll 20141126 211153 

このごろのヨーグルト製品は、LG21だとか、BB536だとか、商品名に入っていたほうがいいんですかねー。そのほうがより特殊な感じがする、特別な効果がありそうだ、という効果を狙っているのかもしれませんね。でも、消費者に名前を覚えてもらい狙って購入してもらうという意味ではこの手の記号的な名前は、逆効果ですよねー。

この駅貼りポスターも、そのような新商品のようです。商品名はですね・・・えっと、商品ラベルを拡大してみると・・・。

Evernote Camera Roll 20141126 211157 

「モンゴル 生まれの 乳酸菌 デーリィ 生きて腸まで届く LP432」です!長ぇ~よ!

しかも、普通は、言いたいことがいっぱいあっても、ラベルデザイン上はどの部分が商品名としてメインになるのかがはっきりしているものですが、このラベルデザインを見ると、LP432が一番大きいものの、上の「モンゴル」「乳酸菌」の部分も強調したいという「あれもこれも願望」が入りすぎて、結果的に商品名がなんだか覚えられませんよ。ブルガリアとかカスピ海があるんだから、モンゴルでもいいような気もしますがダメなんでしょうか?

もひとつ言えば、デーリィが会社のブランド名なのに、品名の途中に入れちゃって余計にわかりにくくなってますよね~。もったいないです。。。

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六本木ヒルズ森タワーの回転ドア事故 安全対策よりデザインを優先した結果が事故を招いた。

森タワー回転ドア

2004年3月26日、六本木ヒルズ森タワーの自動回転ドアに、大阪から母と来ていた6歳の男の子が挟まれ亡くなるという痛ましい事故がありました。

その後の調査で、それまでもこの回転ドアでの事故が複数発生していたにもかかわらず、抜本的な対策が取られず、死者まで出す事故になったことで、森ビルとメーカーは、世間の厳しい避難を浴びました。有名なハインリッヒの法則に照らせば、起こるべくして起きた事故とも言えます。

この事故の裁判での判決で、「安全対策よりデザインを優先した結果が事故を招いた」との主旨の文面があったことに、とても違和感を覚えました。

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「人と違うことをすることがグラフィックデザイナーじゃないのか?とショックを受けた。」

new_york_1.jpg 

専門学校を卒業後、NYへ留学していた元教え子のKさんがこの夏、帰国しました。彼女に「グラフィックデザインの雨音」のことを知らせると、最初から少しづつ読み始めてくれたようです。そのKさんがメールで面白いことを言っていました。

「ちょっとずつ先生のブログ読み進めてます。面白いーー!なんかデザオ先生の基本をしっかりの授業を思い出します。先生の授業を受けて、人と違うことをすることがグラフィックデザイナーじゃないのか!!!って打ちのめされたのを思い出します…笑」

一応、ほめてくれているようです(笑)でも、そう言われると、まるで私が「人と違うことをするなよー」って事なかれ主義のようなことを言っていたかのように聞こえますが、もちろんそんなことは言ってませんよ(^_^;)

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| デザインの基本(考え方編) | 12:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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神戸街めぐり1dayクーポンのポスター 日に焼け、色褪せたようなようなこの色・・・。どういうこと?

神戸街めぐり

は~い!今日もテキサス親父風に入りますよー。今日は日曜日なので、かる~く行きますねー。えっ?いつも軽い?もお、嫌ですよーお客さん!←このくだり何回やんねん・・・(--:)

上の画像は、ある日、阪急の駅で見かけた「スルッとKANSAI 神戸街めぐり1dayクーポン」のポスターです。関西以外の読者の方のために説明すると、スルッとKANSAIとは、近畿圏の公共交通機関に乗れるプリペイドカードのことなんですよ。(詳しくはこちら→Wikipedia

でも、今回は特に企画内容や情報に深く言及するつもりはないんです!単純に色ですよ、色!第一印象は、古臭いポスターだなぁです。

この日に焼けたような、色褪せたような色は、大阪市営地下鉄の貼り紙ではよく見かけるものです。こんなやつね!(↓)

神戸街めぐり-1
 

でも、神戸街めぐりのポスターをよく見ると、情報は新しく、掲出場所もつい先日まで他のポスターがあった場所に貼りかえた様子ではないですか!?

これは一体どういうことなんでしょう?

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「美濃和紙を元にB判」の謎解明!やっぱりそうだったのか!

美濃和紙-1 

今日は11月22日で、いい夫婦の日なので、夫婦にちな・・・ちなまないよ~っ!←なんやねんコイツ!?

さて、11月3日の下の記事で、白銀比を取り上げました。まだ読んでいない方はぜひこちらからどうぞ!
関連記事:白銀比って、何!?←いつもお世話になる便利な紙のサイズ、A列とB列です(^o^)/

そしてその記事の中で、「B列の紙は江戸時代の公用紙の美濃紙をもとに定めた美濃判に由来するとのことらしい」ということを紹介したあと、下記のように疑問に思ったことを書きました。

「・・・多分、厳密には1.5㎡じゃなかったけど、それに近い大きな紙を江戸時代に使ってたのかな?それともB列の由来になった美濃判はB4とかB3が基準だったけど、A列のA0に足並みを揃えて、倍に倍にしていくとだいたい1.5㎡になるね、じゃあ、そうしよっか!となったのかな?誰か知っているかた、当ブログ左下のメールフォームから教えてください。。。」

それから1週間ほどして11日にBS朝日で放映された番組「アーツ&クラフツ商会」第二回で、まさにデザオの質問に答えてくれるかのような情報があったのです!そこで、この番組の画像をお借りしながら、解答編としてご紹介!

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| デザインの基本(実践編) | 13:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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デジタルサイネージ 新媒体?俺、知らねーし。見たことねーし。関係ねーし!

デジタルサイネージ-1 
↑ 阪急うめだ駅構内にある柱巻きのデジタルサイネージ

肩こりなど、そういう病名があることを知らなければ、そもそも肩こりにならなかった!?だから外国人は肩こりにならない?などの都市伝説がありますよね~。その真偽はともかく、名前を知ることで、その存在を強く意識するようになるという効果はあると思います。

そこでデザインの勉強をしている学生さんに知ってほしいのは、デジタルサイネージという名前です。デジタルサイネージ(Digital Signage=電子看板)は、最近街で良く見かけるようになった、ディスプレイやモニタータイプの看板のことです。

従来の街広告は、ポスター、電照看板(電飾)、電光掲示板、ネオンサイン、ロールスクリーン看板などがあったわけですが、このデジタルサイネージは何がどう新しいのでしょうか?

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| 雑記 | 15:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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