以下は弟さんの情報を整理したものですよ―!より総合的な情報がわかってきましたよーσ(゚ー^*)
1. ラップも中の具材もよく似た物があり、具材を入れ間違えるクレームが多かったので、その対策として生まれたのがこの包装紙のイラストで、たぶん導入して1、2年じゃないかとのこと。
2. ラップするときだけでなく、期間限定で箱の大きなバーガーでも、箱の内側に印刷されているらしい。ちなみに、レギュラー商品のクオーターパウンダーの箱は、普通のタイプは無地で、ダブルクオーターパウンダーの箱の内側には黄色い線が入っていて、間違いにくくする工夫をしているらしい。
3. レシピの紙が厨房に貼ってあるそうですが、新商品が出るとそれに貼り替えられてしまうので、包装紙にイラストがあると確認材料になって良いとのこと。同じ紙を何回も見て、同じ物を作っているとだんだん分からなくなってきてミスしそうになることはある。
ここまでが背景の情報です。
さて、本当に気になるのは、イラストのことでなく、その脇に小さく入っているBeef、Cheese、Eggなどの文字が、わざわざ鏡文字にする意味があるのかです。
4. 牛、チーズ、卵のイラストそのものはミスを防ぐのにある程度有効。包装紙のイラストが導入されたときも、店長から「絵を見るといいよ」とアドバイスされた。しかしバイトの人はたいてい包装紙の色で覚えているのでほとんどイラストも見ない。でも、イラストを見ながら順に具材をはさんでいくと間違いなく出来上がるので、新人さんにはいいかも。
5. 弟さんは、土井さんから質問されるまで、文字が反転していることには気づかなかったそうです(え!?)つまり、弟さんいわく、そういう意味では文字がわざわざ反転している必要はないとのこと。特に期間限定商品のラップ(包装紙)は、レギュラー商品に比べると紙が厚くできていて、内側が白っぽくなるので、(確かに!↓)色や柄が多少違っていても、判別しづらいものもある。
これは、かなり問題の全体像とポイントが見えてきましたよ―!こう結論づけていいのではないでしょうか!
包装紙に、牛、チーズ、卵のイラストがあるのは、調理担当が、ハンバーガーにはさむ具材のミスを防ぐのに効果があるだろうけど、文字が反転していることには何の意味もないと!なにせ、厨房で働いているひとが知らなかったくらいですものね(笑)
企業は、ミスを減らしてクレームを減らすための工夫として、たとえ効果が薄くともいろいろトライするべきで、調理担当が少しでもわかりやすくするためのイラストを導入という配慮は、デザインの意図として理解できます。
しかし、お客様の目に触れる包装紙の文字を、わざわざ反転して(つまりは読めなくして)までするような効果はなかった・・・。むしろ、郁川さんのような悩める顧客を生んでしまったということなんでしょう。
この分析に間違いがなければ、この鏡文字のデザインは、印刷済みの包装紙がなくなり次第、中止されるはずですから、コレクションマニアの方は今のうちに収集したほうがいいですよ!←誰も集めへんわ(笑)
ちなみに、土井さんによると、問題のあった中国産の鶏肉ですが、関西では使われていなかったそうです。関東の一部で使われていましたが、それももちろん今は使われていないので、安心して食べてくださいとのことです。
最初の情報を寄せてくれた、郁川さん。内部関係者のご友人と弟さんに取材をしてくれた土井さん。本当にありがとうございます!「グラ雨」は読者の皆さんとともに歩んでまいります!(笑)
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