fc2ブログ

グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

2014年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年09月

| PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

グラ雨読者も大好物!?例の浮遊霊募集広告に3つ目のポスターを発見!

 20140831.jpg 

大阪市営地下鉄御堂筋線の社内で、なんと例の広告の3種類目のポスターを見つけましたよ~!

そーです!先週、8月23日と24日に「グラ雨」の下記記事でご紹介した、とっても気持ちの悪いポスターのことです。読者のひとに、本当に気持ち悪いですね!と共感を呼んだ気持ち悪さです。まだ読んでないひとはぜひこちらから先に見てくださいねー。


そして、その「提案者募集」の広告の3種類目のポスターは、昨日、交通広告に詳しい人なら「ドア横」と呼んでいる、B3サイズ横位置のポスターが入る枠にあるのを、見つけました。

「あっ!」心の中で叫びましたよ(笑)そして今回も思いましたよ。「ここでもビジュアルは連動せーへんのんかい!!」

≫ 続きを読む Read More

スポンサーサイト



| 雑記 | 15:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トーン&マナーを10回言ってください→NHK朝の連ドラ「ふたりっ子」でデビューした双子のタレントと言えば?→マナカナでしょ?→あれ?

20140830.jpg 

今週は、4回の記事に分けて、C.I→ブランディングと続いてきましたねー。

デザイナーを目指す若い学生さんには、ちょっと教科書的で面白くない記事が続いちゃったかもしれませんね!でも、今後のデザインの話をスムーズにするためにも、C.Iとブランディングは、どうしても知っておいてほしいのです。

そして、すみません。今日まで、その流れで行きたいのです!C.I→ブランディング→・・・ときたら、このキーワードだけ説明させてください!この流れで自然と登場するキーワードとして、トーン&マナーをはずすことはできません。

例によって、カタカナ英語は、その定義からはっきりさせて、すっきりしましょう!

トーン&マナー(Tone and Manner)

トーン(tone)=調子、抑揚、濃淡、音色、傾向。声のトーンで彼が怒っていることがわかった。写真のトーンがとてもきれい。などという言い方で私たちがよく使うあのトーンです。

マナー(manner)=作法、方法、仕方、態度、様子、物腰、特徴、流儀、様式。彼は何も喋っていないが態度がすでにマナー違反だ。日本人の旅行マナーの良さは世界でも感心される。などと、こちらもよく使うあのマナーです。

トーンとマナーを2つ合わせると「調子と作法」ということになります。

また、ネット上のトーン&マナーに関する説明を少し集めてみると、下のようになります。

トーン&マナーとは広告表現の一貫性を保つための表現のスタイルや方法などのルールのことをいう。(
by Kotobank.jp

もともとは広告業界の用語で、広告が生み出す雰囲気や調子、世界観のこと。トーンは調子やスタイルのことで、マナーは手法や流儀のことを示している。Webサイトでも、トーン&マナーを守ることで、サイト全体のイメージを一定に保つ役割を持つ。ビジュアル、文体、Webページデザインなど、コンテンツを構成する全ての要素に対してトーン&マナーを適用してイメージを一定に保つ。ブランディング戦略にも密接に関連しているため、すでにトーン&マナーが確立している企業などの路線変更は慎重に進められることが多い。また、まったく異なるトーン&マナーでプロモーションを展開するなど、トーン&マナーを逆手に取った広がりを演出する場合もある。「トンマナ」と略されることもある。(
ASCII.jpデジタル用語辞典)

主に広告やブランド戦略における、デザインやメッセージなどの一貫性、統一感。トンマナ。(
goo辞書)

いかがでしょうか?トンマナって!デザオは、そ、そんな略し方したことありませんけどね・・・(笑)言う人は、言うのでしょうね・・・。なんか、銀座をザギンみたいなもので、軽くうざイン・ボルトですけどね。

≫ 続きを読む Read More

| デザインの基本(考え方編) | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

360°ブランディング ブランドイメージはマス広告だけで決まるわけじゃあない。

20140829-2.jpg 
イメージ画像(阪急うめだ本店) 画像出典:大阪 at Night ブログ

ちょっとしたイメージゲームをしましょう!次の1-4のステップをひとつずつ、落ち着いて、ゆっくりとやってみてください。

1. あなたが普段、一番思い出しやすい馴染みの百貨店をひとつ思い浮かべて下さい。

2. その店のブランドイメージを何とか言葉で説明してみてください。

3. 言葉にしたそのイメージは、頭の中に何を思い浮かべながら語った言葉ですか?

4. 頭の中に思い浮かべたイメージ(思い出したその店に関連するイメージ)は広告でしたか?


おそらく、9割以上の人の答えは、NOでしょう。

≫ 続きを読む Read More

| デザインの基本(考え方編) | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ブランディングとは?→つまり、ブランド + ING まさにこれ!で覚えておこう!

20140828-4.jpg 
designed by Freepik.com

前回、前々回と、C.I絡みの話をしてきました。そうなると、C.Iの流れで登場する「ブランディング」に触れないわけにはいきませんねー。でも「ブランディング」を語る前に、ブランドとは何かを、超カンタンに復習しましょう!

ブランド(brand)

ブランドはもともと、自分の家畜に押す焼印のことです。他者の家畜と区別し、盗まれることを防ぐ効果があったのでしょう。その焼印が「識別のための印」の意味になり、商標やマークも同じ機能を持つものとしてブランドと呼ばれるようになりました。

本来、ある店が提供する商品に付いているロゴやマークなどは、商品の付属物ですが、商品のクオリティが常に高いと、そのマークがついていることで、客は信頼を寄せ、安心して商品を購入することができるようになります。ひいては、その信頼を武器にして、店はより高く値段設定ができるようになり、競争力がつきます。これがブランド力です。

じゃあ、ブランディングは・・・?

≫ 続きを読む Read More

| デザインの基本(考え方編) | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

C.IのV.IのB.Iって、何!?風の谷のナウシカ的なこと?←ちゃうわ、ボケ。

20140828-2.png

前回は、C.Iの解説と、その中のビジュアルデザインに関する部分、V.Iについて説明しました。今回もその延長で、B.Iほかを紹介します。

C.IとV.Iのほかに、まだB.Iがあるんですか? あるんです。 B.I・・・、ビックリ・アイデンティティーですか? ちゃうわ!意味わからんわ、なんやビックリの独自性って。 じゃあ、なんです?

B.Iは、ブランド・アイデンティティーです。コーポレート(企業の)アイデンティティーがあるのですから、ブランドのアイデンティティがあるのも、考えたら自然なことです。ブランドごとの独自性を明確にしようということですね。

いろんな業態で、ひとつの会社が、いくつも違うブランドを運用することは、珍しくありません。たとえばアパレルのオンワード樫山さんのHPを見てみると、冒頭の画像のように、たくさんのブランドを分けて運用しています。それぞれのブランドに違うコンセプトを立て、ロゴデザインを変えて、違う個性を打ち出しています。

≫ 続きを読む Read More

≫ EDIT

最近はC.Iの仕事が多くてねー。C.I・・・それ、何!?

20140826.jpg 

先日、某アートディレクターさんが世間話の一環で「最近どんな仕事されているんですか?」とたずねられて「最近はC.I.関係が多くてねー。カタチになるまでに時間がかかって大変ですよ」と返事をしていました。

「ほ~、C.Iねー・・・」

無意識にブログネタにアンテナを貼っているデザオアイが、キラッ!と光りましたよ。ブログでも3ヶ月に渡って基本的な話はしてきたので、そろそろそんな話をしてもいいのかなーと思ってきましたよー。C.Iの話に踏み出しましょうかぁ!

C.Iって聞いたことありますか?コーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity)の略です。

コーポレートは「企業の」という意味です。アイデンティティはちょっと難しくて辞書では「自己同一性」となっています。自分が何者であるかということの「よりどころ」という意味です。もしハーフの人が「私のアイデンティティは日本人なの」と言ったとしたら、自分は基本日本人であると思っているということです。共同体にあてはめると「帰属意識」という意味もあります。「自分は日本人のひとりだと思っている」ということですね。

数日前、映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送していた2003年のサスペンス映画を觀ました。その名も「アイデンティティー」という映画です。アイデンティティーは、多重人格の症状と絡んだ意味でつけられたタイトルでした。凝ったつくりと脚本で、サスペンス映画としては久しぶりにデザオの満足のできる内容で面白かったですよ。ぜひどうぞ!

すみません、話がそれちゃいました・・・。

≫ 続きを読む Read More

| デザインの基本(考え方編) | 15:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ソフトの操作のことならこちらへどうぞ。まきのゆみ先生のIllustrator Photoshop InDesign マスター教室

20140823-1.jpg 

当ブログ読者ならご存知のように、「グラフィックデザインの雨音」では、ソフトの操作方法やDTPの「?」に関して記事を書いているわけではありません。でも、学生さんならそこが一番むずかしいと感じたり、困ることの多いところですよね!

そこで今日はちょっと宣伝します。

冒頭の画像のブログは、知り合いの、まきのゆみ先生のブログです。まきの先生は、アドビ認定インストラクターなので、ソフトのことならお任せです!現在は拠点を東京に移して、多方面で活躍されています。IllustratorとPhotoshopの使い方をまとめた著作もあるんですよ!すごいですね~。

ソフトの基本操作でつまづいている方は、ぜひ、こちらのブログを覗いてみてくださいね!

≫ 続きを読む Read More

| 雑記 | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

本町駅から呪いの空間を 浮遊霊募集⁉︎ ほんとにあった怖いポスター・・・Σ(゚д゚lll)その②

20140825-2 提案者募集  

前回に続き、地下鉄で見かけた、浮遊霊募集の・・・いや、提案者募集の車内吊りB3ポスターの分析です。

ブヨブヨした、カビのはえたわらび餅のようなモチーフについてこれは何だろう?と書いていましたが、車内吊りポスターを見かけた翌日、ある駅で同じ内容のB2縦位置ポスターが掲示板に貼ってあるのを見つけました。車内吊りと違って、落ち着いてしばらく眺めることができました。

そして、気づいたのです!

わかった・・・、これはきっと・・・、脳だ!大脳じゃないか??あまりに色のイメージが違いすぎるのと、語っている「提案者募集」の話と無関係なので、本気でブログを書いている途中まで気付きませんでしたが、これはきっと横から見た大脳ですよね??それならモチーフとして、人間が感じる快適さとのつながりがこじつけられなくもない・・・。←それでもうっす~~~い、つながりですが(^_^;)

≫ 続きを読む Read More

| 雑記 | 15:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

本町駅から呪いの空間を 浮遊霊募集⁉︎ ほんとにあった怖いポスター・・・Σ(゚д゚lll)その①

20140825-1 提案者募集 

地下鉄御堂筋線でふと見かけた車内吊りポスターです。座席に腰掛けていて、ちらっと見上げて目に入ったこのポスターを見つけました。「え!浮遊霊募集・・・⁉︎」 Σ(゚д゚lll)・・・。

一瞬、そう思うくらいの気味の悪い色づかい・・・。よく見ると、募集しているのは「浮遊霊」ではなく「提案者」…ほっ、良かった・・・(^^;;  理解はしましたが、それくらい不気味系のデザインが、まったく意味不明です。

これは・・・。久しぶりに突っ込み甲斐のあるポスターだ!いや、むしろ、最近話題の「グラフィックデザインの雨音」の噂を(←えっ??)どこかで聞きつけて、シャーロック・ホームズのライバル、モリアーニ教授よろしく、デザオに突っ込んでもらおうと思って、デザインでボケてみたに違いありません!きっとデザオへの挑戦状でしょう。

乗客の注目を浴びて恥ずかしい思いをしてでも、これだけは撮影しておかないと!おもむろに立ち上がってこのポスターを写真におさめて、また席に座る私。周りの人は、このポスターを写真に撮るとは!?マニアックな!きっと業社のお兄ちゃんかな?などと変な目で見られました。

冒頭の画像は、そんなドキュメンタリー精神溢れるショットです。

これは絶対に分析するっ!

≫ 続きを読む Read More

| 雑記 | 15:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

デザインだけじゃない!何から何までやるー。ある卒業生のお話。

20140822.jpg 

今日は、メーカーのマーケティング部への転職に成功したある卒業生に聞いた話を書こうと思います。

彼女は20代半ば、仮名で伊田さんと呼びましょう。伊田さんはグラフィックデザインの勉強をしましたが、デザイナーという名前やデザイン事務所にこだわらず、メーカーを選びました。雑貨や小物のメーカーで多くのお土産物店に商品を卸していて、自社のショップも持っているそうです。

職場のメンバーは10数人で、マーケティング部とはいえ、全体が少人数なので、何から何までやらないといけない大忙しの状態です。そんな中、社長と外部のアートディレクターをつなぐ窓口で、商品のデザイン、店頭POPや販促物の依頼、校正、スケジュール管理から、関係するお店のfacebookの情報更新まで、業務範囲は多岐に渡ります。

安心したのは、そんな大忙しの状況ながら、彼女は転職に満足していたことです。

≫ 続きを読む Read More

| 広告とデザイン業界 | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | PREV