グラフィックデザインの雨音

グラフィックデザイナー志望者&初心者に語りかけるブログ

2014年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年07月

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アーティストとグラフィックデザイナーの違いとは?③

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永井一正 画像出典:http://www.ndc.co.jp/

アートとデザインについてのお話の続きです。
グラフィックデザイナーがアーティストだった幸福な時代もあったと思います、と言っていたところですね!

それはたとえば、尊敬する永井一正さんのポスターにも見られます。特徴的な動物のグラフィックは、永井さんご自身のポスター展はもちろんのこと、そうではない場合でも、独特の個性を放ち、「永井節」とも呼べるオリジナリティある表現が有名です。繊細緻密な線の扱いが記憶に残るデザインで、デザイナーであれば誰しも「永井さんっぽい動物」と言えばすぐポンっとイメージが湧くほどです。

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横尾忠則 画像出典:(左)http://www.tadanoriyokoo.jp/ (右)http://www.ytmoca.jp/index.html

横尾忠則さんの作品はさらに顕著です。極彩色の浮世絵のようなグラフィックはあまりに有名で、横尾さんにポスターを依頼する企業はおそらく「横尾にさんに頼むときっとこんな感じの作品になるんじゃないか」とわかっていて頼んだでしょうし、消費者が「この企業すごい!横尾さんをポスターに使ってる!」という反応も期待していたでしょう。

クライアントの立場になって考えれば、デザインのクオリティに保証がほしいという気持ちがあることはもちろんですが、作品を見ただけで制作者がバレてしまうことを承知でデザインをまかせ「この人にデザインしてもらったから凄い」という「箔が付く」状態を期待しているのは、ほとんどアーティスト扱いですよね?

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