お金がない一番多い返答が、「お金がない」です。「だってデザインの本、高いんですもーん」いや、それはよくわかりますよ。確かにちょっと高いです。コピーライティングの本でなければ、たいていフルカラーですからね。写真集とか高くて当然ですしね。
確かにみんなお金はありませんよ。まして学生さんはそういうもんですよ。そんな中から自分の好きなものだけには、ポンと払うもんじゃないの!?どうやら最近はそうではないようです。ケータイ代やらいろいろかかるそうですから。
何を買えばいいかわからない「何を買えばいいか」っていうか、その前にほしくならないのかよー?興味がある分野なら、どの本がいいかを誰かがススメてくれる前に、自分でいろいろ立ち読みして、これほしいなってならないの?
どうやら、ならないようです。効率よく勉強できるいい本を教えてくれ、だそうです。これはもしや、世に云う「ゆとり世代の指示待ち性向」というやつなんでしょうか??
デザオなら、むしろ人のオススメとか聞きたくないですけどね・・・。勉強になるかどうか、おもしろそうかどうか、自分で立ち読みして選ぶから、あんたの視点でオススメしないでくれよーって思いますけどね。それに人にススメられた本って、読むのしんどくないですか?
めんどくさい書店にいくとデザイン本がいっぱいあって、いちいち見るのがめんどくさいそうです。これは「何を買えばいいかわからない」より、もっと深刻ですよー( ̄□ ̄;) 見比べるのがめんどくさいそうです。ほんとにデザインに興味あるんでしょうか(笑)
う~む・・・。大金払って長期間学校に通うほうがよほどめんどくさいような気もしますが、それは気にならないようです。しかし、もしそのように考えている人がいれば、気をつけたほうがいいですよ~!
学校というシステムに乗れば、あとは受け身で授業を受けていれば、知らないうちにスキルが身についてるんだろう。みたいに考えているとすれば大間違いですよー。卒業生ならわかるように、めちゃくちゃ能動的なアクションを起こさないと、何も進みませんから(^_^;)
まとめいずれにせよ、たくさんあるデザイン本はあんまりターゲット世代にありがたがられていないように思えてきました・・・。
ここまでの話だけなら、若者世代の元気のなさを、ただ嘆いているだけみたいに聞こえるかもしれませんけど、学生の擁護もしておきますと、デザイン本がたくさん増えた分、クオリティの低い本も増えているんです。
たとえば、レイアウトのビフォー・アフターを事例で掲載している、とある本を見ると、アフターが言うほど良くなっていなかったりするんです。また、タイトルばかりパンチの効いたものになってるけど、中身は少ない情報を無理に引き伸ばして1冊の本にしてあったりして、おいおい小冊子かよ!と思うような本もけっこうあったりします。
そういう本を見つけると、本当に読者のためを思って企画された本なのか?と疑問に思います。迷える子羊をターゲットに希薄な情報を買わせるというモラルハザードじゃないのかとさえ思うこともありますよ。
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